
百々峰だより:コロナ退治で世界中にその効力を発揮したイベルメクチン!その現場医師による証言集 IVERMECTIN がついに発刊!
国際コロナウイルス(2025/02/28)
大村 智(イベルメクチンでノーベル賞2015受賞)
ポール・E・マリク(Paul E. Marik、FLCCC代表)
テス・ローリー(Tess Lawrie, 英国イベルメクチン推進協会BIRD会長)
メリル・ナス(Meryl Nass、「Who’s Who in America」に記載されるほど著名な女性研究者)
FLCCC (Front Line COVID-19 Critical Care Alliance: コロナCovid-19 緊急治療最前線医師の会)
日本で出版された英書IVERMECTIN、発効:南東舎
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先日、ノーベル賞受賞者の大村智先生から、後掲のような送り状付きで、英文の大著IVERMECTIN(冒頭の写真)が届きました。
門扉のそばにある郵便ボックスに入りきらなかったようで、玄関ドア真下の床に大きな郵便物が置いてあったので、何が届いたのかと怪しみながら開いてみたら、敬愛する大村智先生からの大部な謹呈書でした。驚喜の一語でした。
まずは同封されていた次の送り状を御覧ください。この画面ではお分かりいただけないのが残念ですが、背景に薄い銀色の透かし模様が入った特別な和紙の送り状だったので感激は2倍になりました。額に入れて保存しておきたいくらいでした。
しかも箱入りで、装幀も重厚かつ煌(きら)びやかだったので、思わずうなってしまいました。
どこの出版社が手がけたのだろうと思ったのですが、大村先生の送り状によれば「タイガー・ジャイロスコープ社の鳥居賢司様の自発的なお考えとご尽力により南東社から上梓されました」とのことでした。私の全く知らない出版社が、こんなに素晴らしい本を出版するとは!
ちなみにアマゾンでは、柘植書房新社が出版社であるかのように表示されていますが、これは発売元であり、出版社は南東社です。
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それはともかく、一刻も早く御礼を書かなくてはと思い、次のような御礼状を書きました。
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大村 智 先生
ご無沙汰しています。元岐阜大学の寺島です。
この度は、英語論集IVERMECTINを謹呈いただき有難うございました。郵便ボックスに入りきらないほどの大部な書籍に驚愕しました。
そして私がかつて大村智記念美術館を訪れたとき、大村先生のお宅にお招きいただくという幸運に恵まれたことを思い出しました。
そのとき、「私のことを英語で本にしたいというひとがいるんだ」というお話しをうかがった記憶があったのですが、それがこの本だったのですね!
それを聞いたときは大村先生の伝記を本にしたいという話だとばかり思っていて、その出版を心待ちにしていたのですが、「伝記」ではなく「論集」だったのですね。
しかも世界の著名な臨床医15人によるイベルメクチン効果の証言集ですから、巨大な成果ですね。本当におめでとうございます。
いま世界では徐々に「コロナ騒ぎ」の嘘が暴露されて、WHOの「プランデミック」にたいする疑問が世界中に広がってきています。この本が出版されたのですから、この動きはますます強まるのではないでしょうか。本当に喜ばしいことです。
もっともっと書きたいことがあるのですが、御礼と御祝いの言葉だけを一刻も早く大村先生に届けたいと思ったので、今日は取りあえず、これだけにとどめさせていただきます。詳しい感想は後日、御著の宣伝も兼ねてブログ『百々峰だより』に書きたいと思います。
蛇足ですが、私は、最近のイスラエルによるガザ地区への蛮行(「民族浄化作戦」)に我慢ができず、『イスラエルに鉄槌を!――ユダヤ人がユダヤ人を殺した「ハーバラ協定』を緊急出版しました。
先生からいただいた本の御礼代わりになるような代物ではないので謹呈するのがためらわれたのですが、もし御迷惑でなければ、隙間時間にでも御笑覧いただければ幸いです。
ますます寒い日が続いています。いつもはあまり雪の降らない岐阜市でさえ雪が積もる日が続きました。どうか是非ご自愛のうえ、今後とも御活躍ください。
2025年2月13日
寺島 隆吉
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このような手紙を差し上げてから既にもう2月も末日になってしまいました。一刻も早くこの本について『百々峰だより』で紹介したいと思っていたのですが、研究所の『翻訳NEWS』その他の仕事に追われ、ついに本日に至ってしまいました。
この『翻訳NEWS』は幸いにも少しずつ認知度が広がり、かつては私たちのモデルにしていた『マスコミに載らない海外記事』もときどき紹介してくれるようになりました。有り難いことです。
しかし、これに載せる素材情報を収集し、その記事に短いコメントを付け、同時にその情報を元に世界情勢に関する私見も付けて「翻訳グループ」の皆さんに送る仕事が意外と大変なのです。
しかも最近は、それをブログに載せることも始めましたので、それにどんな画像を選んで載せるかにもかなりの時間と労力をとられます。画像のあるなしでブログ読者の読みやすさも違ってくるので、これも手抜きできません。
そんなこんなで、この大著IVERMECTINの紹介が遅れてしまい、大村先生には本当に申し訳なく思っています。
大村先生の自宅庭園で談笑する私
話が横道に逸れたので元に戻します。
さて、アマゾンでは本書をどのように載せているのかを調べてみたら次のような宣伝が載っていました。
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IVERMECTIN – Testimonials by Clinicians
イベルメクチン─世界の臨床医による証言
本書の著者たちは世界13カ国の医師たちで、いずれもCOVID-19患者に対してイベルメクチンを投与してきた臨床医だ。彼らはイベルメクチンには著しい治療効果があったことを具体的に本書で明言している。
しかし、著者たちの中にはイベルメクチンを投与しただけで医師免許を剥奪されたり、保健当局から訴追されたりした者もいた。
イベルメクチンをめぐる真実はどこにあるのか。本書はイベルメクチンを開発し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智北里大特別栄誉教授の故国である日本で編集され、世界に問いかける形で出版された英文書だ。
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目次は次のようになっています。ただし原文では英語ですが、ここでは和訳したものを以下に紹介します。
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第1章 私のイベルメクチン発見の旅:人類への自然の贈り物、ポール・E・マリク (米国)
第2章 直接証言とワクチン未接種の医師、アラン・F・ベイン(米国)
第3章 カナダは『自由の国』? あなたが決める、ジェニファー・ヒバード(カナダ)第4章 危機に瀕したイベルメクチンとその回復、M.・ヒルベルタ・セント・ローズ(セントルシア)
第5章 イベルメクチンとブラジル COVID-19における愛憎の物語、フラヴィオ・A・カデギアニ(ブラジル)
第6章 アルゼンチンにおけるCOVID-19とイベルメクチン、エクトル・E・カルバリョ、ロベルト・R・ヒルシュ(アルゼンチン)
第7章 イベルメクチンとの出会いと経験、長尾和宏(日本)
第8章 日本における閃光 ワクチン大国からの生存の知恵、福田克彦 (日本)
第9章 パンデミックとその後のフィリピンにおけるイベルメクチン経験、アラン・A・ランドリート(フィリピン)
第10章 オーストラリアにおけるイベルメクチン、ジュリアン・フィッジ(オーストラリア)
第11章 パンデミックと地方医師、カヴェリ・ナンビサン(インド)
第12章 私のイベルメクチン体験、ロブ・エレンズ(オランダ)
第13章 イベルメクチン物語:パンデミック中の修道院での祈りと回復、フィリップ・チディ・ンジェマンゼ(ナイジェリア)
第14章 倫理的・臨床的・規制的分析:ジンバブエでのCOVID-19治療におけるイベルメクチン、ジャッキー・ストーン、コリン・オルダス(ジンバブエ、南アフリカ)
第15章 イベルメクチンが重度のCOVID患者とワクチン被害者を救った、E. V. ラピティ(南アフリカ)
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この目次を見ていると幾つかのことに気づきます。
まず最初に気づくのは、執筆者はどのように選ばれたのだろうかということです、というのは私は既に『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻で世界各国のイベルメクチンをめぐる闘いについて紹介してきたのですが、そこで取り上げなかった国や医師の名前が少なからず見受けられるからです。
たとえば第1章のポール・E・マリク (米国)はFLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance:Covid-19 緊急治療 最前線医師の会)を組織して米国政府と闘った人物として有名ですから、冒頭に登場するのは当然で、拙著でも繰りかえし紹介しました。
また第6章のエクトル・E・カルバリョ博士(アルゼンチン)についても、第3巻「ワクチンで死ぬかイベルメクチンで生きるか」の第4章第3節で、アルゼンチン政府との闘いを詳しく紹介しました。
しかし他方で、セントルシアという私の全く知らない国まで取り上げられていることに驚きました。調べてみると、カリブ海にある島国で立憲君主制国家・イギリス連邦加盟国であることが分かりました。
こんな小国の医療実践をどうやって掘り起こしたのでしょう。私はGlobal Researchその他で報告されてきたイベルメクチン情報を、眼に付く限り調べてきたつもりですが、すくなくともセントルシアについては読んだことがありませんでした。
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これは南アフリカ南部のジンバブエについても同じです。しかもアマゾンの書評欄では次のように書かれていて驚かされました。
「またジンバブエの章の著者ジャッキー・ストーン医師は、COVID-19患者にイベルメクチンを処方し患者の命を救ったことで思わぬ迫害を受け、免許すらも奪われ、本書が出版される直前に自死を遂げたとのこと。合掌。」
イベルメクチンを処方して医師免許を停止されたり剥奪されたという例は、アメリカでも見られました。その有名な例が女医メリル・ナスの医師免許が停止された事件です。
それを『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』第1巻第3章「ファシズム化するアメリカ――女医メリル・ナス博士への迫害と壮絶なる闘い」で詳しく取り上げました。
炭疽菌研究者として著名だったナス博士は、医師免許を停止されただけでなく精神鑑定まで医師会から要求されたのですから、米国の異常ぶり「ファシズム化」は際立っていましたが、まさか自死にまで追い込まれた例があるとは知りませんでした。
「コロナ騒ぎ」はワクチン後遺症による死まで含めて多くの死傷者を出してきましたが、まさか医師を自死にまで追い込むとは!こうしてWHOや米国政府は、イベルメクチンで救われたはずの人間だけでなく、医師の命まで奪ったのです。
各章の末尾には執筆者の略歴が載せられているのですが、当然のことながら、出版直前の自死ですから、そのことはふれられていません。
それにしても、書評氏はどのようしてそのような事実を知ったのでしょうか。
「英国イベルメクチン推進協会」「世界イベルメクチン日」を起ち上げたテス・ローリ博士
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このように本書には私が『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻および『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』全4巻ですら取り上げなかった人物を紹介しているという意味で、非常に貴重な記録です。
只ひとつ残念だったのは、BIRD「英国イベルメクチン推進協会」を起ち上げただけでなく、「世界イベルメクチン日WORLD IVERMECTIN DAY」まで設定し、その第1回国際会議を2021年に3月5日に開催しているテス・ローリー博士が、取り上げられていないことです。
彼女については『コロナ騒ぎ謎解き物語』第3巻第5章で、その第5節「私たち医師は『ヒポクラテスの誓い』を守ることができない立場に置かれています」の全てを使って説明しました。
また、『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』第3巻では、その後に知った新しい事実をふまえて、彼女について第5章の全てを使って詳述しました。
*第5章 医療界に孤高の闘いを挑むテス・ローリー博士――コロナ騒ぎの謎解きは、イベルメクチン圧殺の謎解きに等しい
そのうえ、私は『百々峰だより』(2023-10-06)の末尾に次のような記事を書いていただけに、なおさら本書でローリ博士が取り上げられていないことを残念に思ったのでした。
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<追伸>
私の連載ブログ(その3)で、イベルメクチンを世界に広める活動をしているテス・ローリー博士が、大村先生あての「米寿のお祝いメッセージ」を、7月13日に日本語で!発信していることも紹介しました。
これを知ったとき二つの驚きがありました。ひとつは、彼女のツイッターで発信したメッセージが日本語で書かれていたことでした。もうひとつは、大村先生の誕生日が私と同じ「7月12日」だったことを知り、驚喜したことです。
それにしても残念無念だったのは、このブログを書くためにいろいろ調べるまでは大村先生の誕生日が私と同じ「7月12日」だったことを知らなかったことです。恥ずかしい限りです。
今頃になって「米寿のお誕生日、おめでとうございます」と言っても「時すでに遅し!」です。どうかお許しください。
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以上、いろいろ英書IVERMECTINの紹介をさせていただきましたが、この私の紹介が今後、政府やWHOが企画している国民へのワクチン攻撃に抵抗できる力を蓄えるにあたって少しでもお役に立てれば幸いです。
とりわけ、WHOがIHR(国際保健規則)を改定して、いったん「パンデミック」を宣言したら各国政府がそれを順守しなければならないように追い込むことをねらっている状況ですから、今回の「コロナ騒ぎ」が私たちが学ぶべきことは少なくありません。
英書なので、世界中の良心的な医師・研究者にも読んでもらえるので、その意味で本書は、WHOと闘うための大きな武器を与えてくれるに違いありません。
さらに言えば、日本政府は「コロナ騒ぎ」で多大な被害を国民に与えたにもかかわらず、今度はレプリコンワクチンという安全性が確認されていないワクチンを新たに接種させようと動き始めました。
世界のどの国もこのレプリコンワクチンを承認していないにもかかわらず、日本がそれを率先して実行する意味がどこにあるのでしょうか。私たち日本人をモルットとして使用し、そのデータをWHOに差し出すためなのでしょうか。
かつて日本は中国北部に満州国なる傀儡国家をつくりあげ、その奥地で731部隊による細菌戦の人体実験を繰り広げました。そして、その実験対象は捕虜となった中国人やロシア人でしたが、今度は、政府が自国民をモルモットとして差し出そうとしているのです。
しかも日本が生み出し、多大な治療効果を生み出した「世界に誇るべきイベルメクチン」すら承認しないで、他方、治験が確定していないワクチンを日本人に接種しようとしているのですから、なおさら信じがたい犯罪行為です。
繰り返しになりますが、その意味でも本書が医療の不正と闘うための大きな武器になってくれることを願ってやみません。
<追記>
さきに紹介した大村先生からの送り状には、この英書IVERMECTINは「タイガー・ジャイロスコープ社の鳥居賢司様の自発的なお考えとご尽力により南東社から上梓(じょうし)されました」と書かれていました。
しかし鳥居賢司というのはどういう人物か全く知らなかったので調べてみました。すると産経新聞が次のような記事(2015/10/22)を載せているのを見つけました。
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昭和30~40年代(1955~1974年)に一世を風靡(ふうび)しながら、今夏に国内で唯一製造していた町工場が製造をやめ、生産が途絶えていた科学玩具「地球ゴマ」。工場で働いていた技術職人、鳥居賢司さん(53)が今月、名古屋市千種区で企画販売の新会社「タイガージャイロスコープ」を設立し、新しい「次世代地球ゴマ」の復活に向けて動き出した。職人の手作業にも負けない金属加工技術を持つ企業と連携して、来春の製品化を目指すという。
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このようにスタートした「タイガー・ジャイロスコープ」社でしたが、さぞかし評判が良く売れ行きも悪くなかったものと思われます。
というのは私のところに届いた英書は箱入ハードカバー、冒頭の写真でお分かりのとおり、大部かつ高価なもの(一冊5800円、40ドル)で、装幀もみごとなものでした。これは並みの費用では出版できないと思われたからです。
私は、このような本を、私費を投じて制作・販売しようとした鳥居氏の心意気にまず感動しました。しかし、その心意気の裏には、「世界中で治療効果をあげているイベルメクチンとそれを処方して医師免許の停止や剥奪されている現実」にたいする強い憤りがありました。
そのことを本書末尾に載せられている次の論考で知ることができました。
*Producer’s Note:And Yet It WOrkS、Kenji TORII / Japan
そして、たとえ費用がかかってもこのような書を世界に広めたいという氏の情熱と行動力に強く心を動かされました。鳥居氏の会社は名古屋市にあるのですから、岐阜から遠くもないので機会があれば是非お目にかかって一言お礼を申し上げたいとすら思いました。
ちなみに冒頭写真の箱入りカバーに使われている画像は、大村先生が静岡県のゴルフ場近くの土壌から採取された細菌「エバーメクチン」の電子顕微鏡写真です。
この「エバーメクチン」が、米国メルク社と共同開発され商品化されたものが「イベルメクチン」でした。
私が『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻を謹呈した御礼でしょうか、あとで大村先生から後掲のような「エバーメクチン」の写真画像が送られてきました。
それには15/100という文字が書き込まれていましたから、たった100枚しか印刷しなかったものの15枚目を私がいただいたことになります。
あまりにも感激したので額に入れて部屋に飾ることにしました。私が大村先生からいただいた宝物の一つです。
☆寺島先生のブログ『百々峰だより』(2025/02/28)
*百々峰だより:コロナ退治で世界中にその効力を発揮したイベルメクチン!その現場医師による証言集 IVERMECTIN がついに発刊! からの転載になります。
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