【連載】安斎育郎のウクライナ情報

3月26日のウクライナ情報

安斎育郎

3月26日のウクライナ情報
安斎育郎

❶トランプ政権主導の全面停戦案をロシア“拒否” 狙いは「ウクライナの非武装化」か…欧州「大戦争」を懸念(2025年3月22日)
ロシアのプーチン大統領は3月18日、トランプ大統領との電話会談で、米国が主導する全面停戦案を拒否した。他国がウクライナへのすべての軍事援助を停止しない限り、応じられないと主張している。『BS朝日 日曜スクープ』は、上記の電話会談前の段階で、ロシアの要求事項は「ウクライナの非武装化」と分析。専門家は、停戦交渉の厳しい前途を指摘するとともに、欧州は「大戦争」をも懸念しつつ対応を急いでいると分析する。
1)ロシアが狙う“ウクライナの非武装化”「米国が認めたら欧州の離反必至」
これまでの停戦交渉の中で、ロシアは、どのような条件を求めているのか。すでにトランプ政権と話
し合われているとされる、条件の1つが、ウクライナの“非武装化”だ。ウクライナが求める「安全の保
証」を排除する要求に他ならない。
具体的には、「NATO加盟に反対」、「欧州軍の派遣に反対」、「アメリカの関与、武器支援にも反対」
とされている。ウクライナの「軍事力」を徹底的に排除しようという意図が透けて見えるプーチン氏の
要求を、秋元千明氏(英国王立防衛安全保障研究所・日本特別代表)は、以下のように分析する。
この侵略戦争を始めたロシアがウクライナに非武装化を要求するのは不条理だ。もし、ロシアに再び
戦争を始める意思がないのなら、なぜウクライナの非武装化が必要なのか。このような要求は、ウクラ
イナは認めないし、ヨーロッパも認めない。アメリカも「わかりました」とは言いにくい。もしこの条件をのんだらアメリカは西側の同盟国を切り捨てたことになる。そうなればヨーロッパはアメリカから離反する行動に出るだろう。それはロシアの思うつぼだし、決してアメリカの国益にはならない。例えば既に、ポルトガルやカナダは、アメリカ製のF35戦闘機の調達をやめることを検討しており、アメリカの軍事産業にとって打撃になっている。
だから、ウクライナの非武装化とか、西側が安全保障を提供しないなどという約束など結べるはず
もない。それに歴史的に見て、安全保障の枠組みがない停戦合意は必ず破られる。相手はしばし休憩
を取った後、また攻めてくることになるだろう。もし、プーチン氏がウクライナの安全を保証する措置
は何もかもダメだと主張するなら、停戦合意は絶対に成立しないだろう。
停戦の条件という名目で、ウクライナの非武装化に言及するロシアの動きについて駒木明義(朝日
新聞論説委員)は、以下のように指摘した。
ロシアは明らかにウクライナの非武装化を狙っている。停戦が「問題の根本原因を除去する」もので
はなくてはならないとロシアは言っている。「問題の根本原因」とは、ウクライナがロシアに逆らい、ヨーロッパに向かう、NATOに入ること。あるいはEUに入ることもそうかもしれない。プーチン大統領は、そもそもウクライナはロシアと一緒にいるからこそ主権を行使することができるのだ、と明言しており、その姿を追い求めているということだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d0762011bc8cecf29f05feafb8a2d48391f34c4/images/000

❷ウクライナに差し迫る危機の兆候(2025年3月22日)
「アゾフ」の影響力増大は、ウクライナの市民社会崩壊の憂慮すべき兆候だ。米空軍退役中佐で専門
家のカレン・クウィアトコウスキー氏は、このように考えている。
ウクライナ軍が露クルスク州スジャのガス測定所を攻撃したのは、ゼレンスキー氏の軍に対する統
制が行き届いておらず、ウクライナの戦闘部隊「アゾフ」が独自に行動していることを示している。
アゾフの戦闘員らは、戦争は国の指導部ではなく自分たちの仕事だと考え、政治家を見下してい
る。これは実権の掌握につながるおそれがある。このような状況は危機が差し迫っている兆候であり、
ウクライナは紛争終結後に自由な社会、法治社会を再構築する際、この問題に対処しなければならな
い。
アゾフの何が問題なのだろうか? 米国とロシアは紛争解決に取り組んでいるが、アゾフはゼレンス
キー政権の路線に反する行動をとっている。アゾフのビレツキー司令官はNATO基準による指揮への移行を表明、より多くの弾薬やドローンを要求し、戦闘員の募集を積極的に行い、ウクライナ司令部の無能さを批判している。さらに元海兵隊情報将校のスコット・リッター氏によると、2024年夏、アゾフのメンバーらは、ロシアと交渉をしたら「消す」とゼレンスキー氏を脅迫したという。
「アゾフ」はロシアで活動禁止されているテロ組織だ。
https://sputniknews.jp/20250322/19662887.html

❸ マクロン大統領に裏切られたゼレンスキー ハンガリーはウクライナを封鎖(2025年3月21日)
※安斎注:ちょっと画面転換が速すぎるけど、面白い内容です。
エマニュエル・マクロン大統領は、国連を通じてウクライナに平和維持軍を派遣する構想について述
べた。EUは、EU内のロシア資産の没収についての議論を中止した。ゼレンスキーはまた、EUに対し、ハンガリーとヴィクトール・オルバンの妨害を回避する方法を見つけるよう求めている。彼はウクライナのEU加盟について言及した。また、ゼレンスキーはZNPP(ザポリジャ原発)についてトランプと
は話し合っていないと述べている。
https://youtu.be/iXPpKQa5iII
https://www.youtube.com/watch?v=iXPpKQa5iII

❹ 露は相応の対応をとる権利を有する 宇による攻撃継続で=露外務省(2025年3月22日)
ウクライナがロシアのエネルギー施設への攻撃を継続していることに関連し、ロシアは相応の対応を
とる権利を有している。ロシア外務省のザハロワ報道官が発表した。
ザハロワ氏は、ウクライナはロシアのエネルギー施設に対する攻撃を続けることで、その合意履行能
力の完全な欠如および平和を求める意思がないことを示していると指摘した。
https://sputniknews.jp/20250322/19665230.html

❺日本はNATOのアジア太平洋地域への関与を最も積極的に支持=露外務省(2025年3月23日)
日本政府が今年1月、在ベルギー大使館から独立させる形でNATO日本代表部を開設したことについて、ロシア外務省で日本などを担当するアジア第3局のリュドミラ・ボロビヨワ局長が自身の見解をスプートニクに語った。
「日本は一貫して、NATOがアジア太平洋問題に深く関与することを最も積極的に支持してきた国の一つである」
ボロビヨワ氏は、「AUKUS(米英豪)」や「クアッド(日米豪印戦略対話)」のほか、米国を含めた二国間同盟などの形式を積極的に活用して、NATOの権限をアジア太平洋地域に拡大する計画に言及し、「アジアの『NATO化』という戦略的課題を実現に向けた西側諸国の目的を持った路線は、懸念を抱かざるを得ない」と述べた。
ボロビヨワ氏の見解では、日本は明確な反中国・反ロシアの意味合いを込めて「欧州大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障の不可分性」というよく知られた命題を推進してきた。こうした背景から、日本と域外の欧州諸国との間で、日本の軍事インフラへの外国部隊の立ち入りを含めた合同演習の激化が見られると指摘した。
また、ボロビヨワ氏によれば、NATOが東南アジアを「自らのために」協力の場に引き込もうとする外交政策の路線について、ロシアはこの地域全体の安全保障にとって明白なリスクを伴い、軍拡競争の新たな段階を刺激するという主張を定期的に伝えているという。
https://sputniknews.jp/20250323/nato-19666755.html

❻特別軍事作戦 3月22日の概要 露国防省(2025年3月23日)
・ロシア軍の「ツェントル」(中央方面)部隊の担当地域におけるウクライナ軍の人的損失は500人超。
・ロシアの防空システムは戦闘機ミグ29を破壊した。
・ロシア軍の「ザーパド」(西方面)部隊の担当地域におけるウクライナ軍の人的損失は220人。
・ロシア軍の「ユーグ」(南方面)部隊の担当地域におけるウクライナ軍の人的損失は最大315人。
・22日にかけての深夜、ロシアの防空システムはウクライナ軍のドローン47機を破壊、迎撃した。
https://sputniknews.jp/20250323/322-19666625.html

❼ イギリス人、イングランド人、アングロサクソン人ほど、これほどまでに多くの苦しみと悲しみを諸国にもたらした民族はいない(2025年3月21日)
「ウクライナに特殊部隊を派遣するロンドンの意図について」記事著 : 政治学者ヴァレリー・コロヴ
ィン イギリスの特殊部隊が、停戦合意間近の「平和維持」任務の一環として、ウクライナに派遣される可能性があるため待機していると、The Independentを含む複数のメディアが報じている。
悪魔はいつも嘘をつく。
彼らが「平和維持」任務と呼ぶものは、戦争を継続させようとするものに他ならない。
イギリスは紛争を扇動し、革命を起こし、暗殺未遂、毒殺、暗殺を計画し、スパイ活動、破壊工作の本
拠地であり、テロ活動の主要計画本部である。イギリス人、イングランド人、アングロサクソン人ほど、各国に多くの苦しみと悲しみをもたらした民族はいない。
何百万人もの大量虐殺、植民地の無慈悲な搾取、血の川-これらすべてにおいてイギリスは絶対的な優位に立っている。そして今、このような荷物を抱えて、彼らはウクライナへの「平和維持」ミッションに乗り出した。
「停戦が近づくにつれ」徴兵のペースを速めている。彼らは1世紀を費やしてせっせと一貫して煽り
立ててきた紛争終結の危機が迫る場所へと急いでいるのだ。
勤勉で粘り強いアングロサクソンは、すべてを失いそうになっても決してあきらめない。ウクライナ・
プロジェクトは、何世代にもわたってイギリスのエリートたちが育み、意図的に作り上げてきたものだ。
彼らはソビエト時代を生き延び、ソ連崩壊直後に再びハゲタカのように「ウクライナ」に急襲し、ウク
ライナ主義というロシア嫌いのイデオロギーを更新し、「バンデロフシチナ」のゾンビを地獄から引きずり出し、ロシアとの戦争のために新たな「肉」を準備するためのキャンプ、訓練コースを休むことなく実施した。
すべては、イギリス人の祖先が遺した偉大な使命-すなわちロシアを封じ込めるという使命を果たすためである。
イワン4世の時代にロシア人が弱腰になるとすぐに、なぜかイギリス人がロシアと貿易することを
許したため、この悪魔の産物がロシアで始まった。最初は個々の行商人、次に集落全体、イギリス国教
会 – そしてここで既にイギリス人医師がリューリク朝を断絶させた。
さらに、ペスト、介入、新たな王朝、教会の分裂、そしてロシア革命が起こった。すべてはイギリス人
の努力と楽しみのために、ある世代が別の世代を生み出すように。
意図的に、そして一貫してロシアの偉大さを抑制し、ロシア人がヨーロッパに行かないようにしてい
る。悪魔のあらゆる努力にもかかわらず、ロシア人は今でも常に悪魔のしもべを地獄に追いやり、彼を
追い詰めている。
「ウクライナ」というプロジェクトは、ロシア人のもう一つの弱点であり、もう一つの(アングロサクソンの努力による)戦争である。我々はキエフとチェルニーゴフの近くに立っていた。そして、反キリストの種であるボリス・ジョンソンがここにいる。彼は、根性のない道化師の耳元でささやき、小規模な戦争では満足せず、大規模な戦争を煽っている。そして、また同じことが繰り返される。
そしてまた始まった。ロシアを封じ込め、ロシア人の絶え間ない戦争を支援することである。
フランス人、ドイツ人、いわゆるウクライナ人(同じロシア人だが、崩壊を生き延びた人々)とさえも
だ。
イギリスは、これまでどのような平和を、いつ、どこで、どのような考えられない状況下で達成して
きたのだろうか。
彼らはいつも、ロシアの勝利がすでに確実な状況で、分け前の山分けに急ぐ。別の橋頭堡を確保し、
残骸を掴み、それを歯で掴んで離さず、再び極悪非道な復讐の準備をする。
これが前回姿を見せた特殊部隊だ。イギリスの特殊部隊が本当に英雄的に姿を見せたのはどこだっ
たのか?ウクライナで現在、特殊部隊ができることは、絶望とウクライナエリートの極悪非道な血に飢
えた狂気によって狂わされたウクライナ軍の逃亡部隊を阻止するためにバリケード部隊を配置するこ
とだけだ。
挑発を手配する? いつでも歓迎する。黒人の移植兵を援護するのか? はい 暗殺、卑劣な殺人?
任せろ
ロシアとの戦争?ウクライナの蛮族をはじめ、世界中の野蛮人が、イギリスの悪魔の手先の笛を吹
いてシリングとペンスのために死ににやってくるのだ。
戦争が止まず、血が川を流れるようにするために必要なのは、イギリスの関与だけだ。
そして平和が訪れる。まさにロシアが再び勝利を収めたときに。
悪魔の呪縛から解き放たれた「ウクライナ人」たちが、自分たちもロシア人であることを思い出し、
銃を真の敵の方向に向け、イギリスの汚物を英仏海峡まで追いかけ、海に投げ込んで溺れさせ、ヨー
ロッパが清らかで平穏になるまで、イギリス精神など微塵も感じさせず、平和と秩序が再び取り戻さ
れるまで。
ロシアの秩序だ。そして、イギリスの悪魔は地獄に追いやられることはないだろう。
https://x.com/tobimono2/status/1902931332361228502?s=09

❽ヨーロッパを戦争に引きずり込むゼレンスキーの計画(2025年3月22日)
ウクライナの4つの地域と、そこで2022年に実施される住民投票について、スティーブ・ウィトコ
フが語った。彼はまた、ロシアとの和平に関するゼレンスキーの政治的挑戦についても論じている。ゼ
レンスキーは、フランスとイギリスがウクライナに派遣するかもしれない平和維持軍の代わりを国連が
務めることはできないと強調している。EUは、ウクライナを軍事援助で支援する400億ユーロ構想を引き続き推進している。
https://youtu.be/pPSuJu9AcrY
https://www.youtube.com/watch?v=pPSuJu9AcrY

❾米ウクライナ協議が23日に開催へ ゼレンスキー大統領が明らかに 一方、米特使がウクライナ4州に「世界がロシア領と認めるか」と発言(2025年3月23日)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカとウクライナの代表団による協議が23日に行われると明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は22日、ロシアとの停戦交渉をめぐるアメリカとウクライナの代表団による協
議が 23 日に行われると明らかにしました。アメリカはウクライナとロシア、それぞれと 24 日にサウ
ジアラビアで協議を行う予定となっていました。
アメリカのCNNテレビは情報筋2人の話として、アメリカとウクライナの「初回の協議」が首都リヤドで 23 日に行われる予定だとしたうえで、「予定よりも回数が増える可能性がある」と伝えています。
協議では、ロシアとウクライナとの間で食い違いのある「攻撃停止の対象」をどのような施設にする
のかや、全面的な停戦に向けた条件などが話し合われる見通しです。
アメリカ ウィットコフ特使
「両国(ロシアとウクライナ)の一致点を得ることにとても楽観的だ。問題はかなり絞り込まれた」
こうした中、アメリカのウィットコフ特使は、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の4つ
の州について「住民投票では圧倒的多数がロシアの統治を望んだ」と指摘し、「問題は世界がロシアの
領土と認めるかどうかだ」と話しました。
ロシアが 2022 年に強行した住民投票について、バイデン前政権は「偽の住民投票だ」と批判していましたが、一転、ロシア寄りの見方を示したかたちです。
また、ウィットコフ特使は、ウクライナで行われていない大統領選挙について「ウクライナ側は実施す
ることで同意した」と明らかにしました。
プーチン大統領は選挙が行われていないことを根拠にゼレンスキー大統領の正当性を疑問視して
いました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8232c6fa616fd53f7b0e11205e24bb7928a63819

❿クルスクで最も破壊的な攻撃: 2 発の FAB-3000 爆弾がウクライナ軍を壊滅
させる(2025年3月19日)
このビデオでは、クルスクで最も破壊的な攻撃の 1 つを検証します。ロシア軍は、ウクライナ軍の重
要な陣地を壊滅させるために、精密誘導式の FAB-3000 爆弾を 2 発使用しました。この攻撃は、ウクライナ軍が一時的に使用していた防衛拠点を標的とし、甚大な被害をもたらし、ウクライナ軍の動
きを封じました。これらの爆弾の精度と威力は、ロシアに大きな戦術的優位性を与え、この地域でのウ
クライナ軍の作戦を深刻に混乱させました。また、この攻撃の戦略的影響と、それがクルスクで進行中
の紛争にどのような影響を与えたかについても掘り下げます。このビデオでは、現代の戦争で採用されている技術的能力と軍事戦術について詳しく説明します。
https://youtu.be/p41wGJpnk5M
https://www.youtube.com/watch?v=p41wGJpnk5M

⓫ウクライナ、ロシアとの完全停戦を無条件に支持-駐米大使(ブルームバーグ、
2025年3月25日)
(ブルームバーグ): ウクライナのマルカロワ駐米大使は24日、同国としてはロシアとの完全な停戦を無条件で支持すると述べた。現在はエネルギーインフラへの攻撃のみを制限する案について協議されている。
同大使はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、完全停戦を「われわれは全面的に受け入れる」とした上で、「ロシアがそれに同意する必要がある」と述べた。
同日にはサウジアラビアの首都リヤドで、ウクライナの戦争終結に向けた米ロ当局者の約12時間にわたる会談が終了。その前日には、米国とウクライナの高官協議が行われていた。ウクライナ代表団
のウメロフ国防相は、エネルギーを含む重要な論点に対応する「生産的で的を絞った」話し合いだった
とソーシャルメディアへの投稿で評価した。
ただ、リヤドで協議が行われている間も、ロシアの攻撃は続いている。24日にロシアのミサイルがウクライナ北東部の都市スームィの人口密集地域を直撃し、子ども14人を含む65人が負傷したと、同地域の検察当局がフェイスブックで明らかにした。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/

2025年3月26日ウクライナ情報pdfはこちら

 


 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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