【連載】今週の寺島メソッド翻訳NEWS

☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年3月25日):ポーランドで犯人逮捕。やはりウクライナは臓器売買の中心地だった。

寺島隆吉

※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。


ポーランド国境警備隊。© Ansgar Haase / picture alliance via Getty Images

ポーランド当局は、カザフスタンで臓器売買の罪で有罪判決を受けた35歳のウクライナ人女性を逮捕した。

ポーランド当局によりクセニア・P容疑者と特定されたこの逃亡者は、プシェミスル地方検察庁によると、旧ソ連諸国やタイの56人の被害者から腎臓を含む人体組織を違法に採取した罪で有罪判決を受けた、という。

検察庁のマルタ・ペトコフスカ報道官は火曜日(3月11日)の記者会見で、彼女は先週、ウクライナから列車で国境を越えた後、国際警察刑事機構の赤色通告を受けて拘留された、と述べた。

クセニア・P容疑者は2020年11月に国際指名手配一覧に載せられ、カザフスタンは2017年から2019年の間に犯した犯罪に対する懲役12年の刑に服すため彼女の引き渡しを求めていた。

ロシア当局は、政府の腐敗や潜在的な被害者の多さ、EU諸国の悪徳買取人の需要により、現代のウクライナでは人体臓器売買が儲かる犯罪行為になっている、と警告している。

ロシアは、キエフ政府が臓器提供者の同意要件を含む移植手術や臓器摘出に関する規制を緩和することで、この違法取引を助長している、と主張している

関連記事:Ex-Ukrainian deputy minister a suspect in organ-harvesting scheme – media

2024年6月、ウクライナの報道機関は、元保健副大臣がキエフの病院で人体臓器を摘出する陰謀を企てた疑いで捜査を受けている、と報じていた。

※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年3月25日)「ポーランドで犯人逮捕。やはりウクライナは臓器売買の中心地だった。」
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-3094.html
からの転載であることをお断りします。

また英文原稿はこちらです⇒Ukrainian organ trafficker arrested in Poland
35歳の逃亡者は摘出した腎臓を売ったとしてカザフスタンで指名手配されている
出典:RT 2025年3月12日
https://www.rt.com/news/614066-poland-ukraine-body-parts/

寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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