
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年4月19日):イスラエルの裏切りの起源は、ユダヤ教聖典「タルムード」にあり。
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
ガザ地区で2ヶ月間にわたる偽りの停戦がおこなわれた後、イスラエルはパレスチナ人への大規模な新たな攻撃を開始し、停戦に終止符を打った。しかし、その2ヶ月間も、イスラエルは民族浄化を完全に停止することはなく、停戦違反を数多く引き起こした。
このような行動は、ユダヤ人がアラブ・イスラエル間の和平条約、休戦協定、国境協定を遵守しなかった長年の慣行と一致する。ユダヤ国家の隣国は皆、このような裏切りの犠牲者となってきた。
歴史的に、ユダヤ人はディアスポラとして移住したあらゆる受け入れ国において、常習的な嘘つきや裏切り行為で常に非難されてきた。1290年から1551年にかけて、ユダヤ人は西ヨーロッパのほぼすべての国から追放された。1478年、教皇シクストゥス4世はスペイン異端審問を認可し、その結果、1492年にユダヤ人はスペインから追放された。
常に嘘をつき、約束を守らないことは、ユダヤ教のタルムードの教えに起源を遡ることができる。
タルムードの伝統では、ユダヤ人は古代ユダヤの祈りであるコル・ニドレを毎年唱えることで、誓いの履行から解放される。コル・ニドレは、ヨム・キプールの前夜に朗唱(メロディーに合わせて歌われる)されるため、ユダヤ人の間で広くおこなわれている。この歌は神殿の儀式の一環として歌われ、ユダヤ人はタルムードのネダリム書に記されている次の宣言によって応答する。「私が将来立てる誓いはすべて無効とする」(タルムード『ネダリム』23a)。
コル・ニドレに関するWikipediaの記事(https://en.wikipedia.org/wiki/Kol_Nidre)があり、YouTubeでは1980年の映画「ジャズ・シンガー」でアル・ジョルソンがコル・ニドレを感動的に演奏する様子を見ることができる。
コル・ニドレは1年間有効だ。そのため、毎年ヨム・キプールの前夜に再度唱えなければならない。一度唱えると、ユダヤ人は翌年を通して立てた誓いを守る必要がなくなる。
タルムードには、「友人に一緒に食事をすることを望み、勧めた後に誓いを課す者は、それは「煽動の誓い」であり、したがって無効である」と明記されている。言い換えれば、2人のビジネスマン (1人はユダヤ人、もう1人は非ユダヤ人) が一緒に昼食をとり、非ユダヤ人がユダヤ人に特定の取引 (つまり誓い) に同意させた場合、ユダヤ人は取引の条件を守る義務がない。なぜなら、それは「扇動の誓い」であり、したがって無効だからである。
ヘンリー・フォードは、著書『国際ユダヤ人』に収録された20編のエッセイ集の中で、ユダヤ人の商取引における不正と策略を数多く見てきたと言っている。例えば、第1章「ユダヤ人の人格と商売」では、「ユダヤ法では、ユダヤ人は異邦人と商売をする場合と、同胞のユダヤ人と商売する場合とで異なる条件で商売することが認められていた。いわゆる『異邦人の法』は、次のように定義されていた。『異邦人に高利貸しをすることはできるが、同胞ユダヤ人に高利貸しをしてはならない』。」
より率直なフォードの意見は、第8章「明確なユダヤ人の世界計画は存在するか?」、第9章「ユダヤ帝国主義の歴史的根拠」、第17章「ユダヤ人の権力は世界の報道機関を支配しているか」などで見られる。
勇敢な反シオニストのユダヤ系アメリカ人実業家であり、パレスチナの正義を訴えた故ベンジャミン・フリードマン(https://en.wikipedia.org/wiki/Benjamin_H._Freedman)は、1961年の演説でコル・ニドレについて次のように述べた:
ユダヤ人がとても神聖な日だと考えられている贖罪の日に何をするのか、あなたはご存知だろうか。私もその贖罪の日に身を置いた人間の一人だった。だから伝聞の話をするのではない。扇動的な物言いをしたいわけでもない。事実をお伝えしたいのだ。贖罪の日に会堂に入ると、最初に唱える祈りのために立ち上がる。それが、立ってする唯一の祈りだ。コル・ニドレと呼ばれる短い祈りを3回繰り返す。その祈りの中で、あなたは全能の神と契約を結び、今後12ヶ月間に行なったあらゆる誓い、誓願、誓約は無効となる。誓いは誓いでなくなり、誓願は誓願でなくなり、誓約は誓約ではなくなる。それらは何の効力も効果も持たない。さらにタルムードは、誓い、誓願、誓約をする際には、贖罪の日に唱えたコル・ニドレの祈りを思い起こし、その義務を免除されると教えている。彼らの誠実さはどれほど信頼できるだろうか?・・・
フリードマンはタルムードの教えに非常に嫌悪感を抱き、ユダヤ教からローマ・カトリックに改宗した。
結局のところ、人々の行動は、それぞれの社会集団の文化的、宗教的、そして歴史的伝統に左右される。世界史上最も緊密に結びついた民族的、宗教的、そして文化的集団として、イスラエルのユダヤ人はタルムードの教えを真に信奉していることを示す存在となっている。
非ユダヤ人よ、注意せよ!
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS(2025年4月19日)「イスラエルの裏切りの起源は、ユダヤ教聖典「タルムード」にあり。」
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また英文原稿はこちらです⇒The Talmud Origin of Israel’s Treachery
イスラエルがハマスとの停戦を繰り返し違反する原因は宗教的なもの
筆者:フア・ビン(Hua Bin)
出典:The Unz Review 2025年3月20日
https://www.unz.com/bhua/the-talmud-origin-of-israels-treachery/