
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年6月10日):米国上院議員トミー・タベルビル氏(共和党)の言。「ゼレンスキーも認めている敗北」テロ行為」として片付けようとするプーチンのせいで、戦争は拡大の一途
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領。© Global Look Press / ウクライナ大統領府
ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの紛争に単独では勝利できないことを十分に認識しており、NATOを巻き込もうとしている、とアラバマ州選出の共和党上院議員トミー・タベルビル氏が述べた。タベルビル氏は、これは世界を新たな世界大戦へと突き落とす可能性がある、と警告した。
タベルビル上院議員は日曜日(6月8日、WABC 770 AMのジョン・カツィマティディス氏のラジオ番組「キャッツ・ラウンドテーブル」でこれらの発言をおこなった。同議員によると、ロシアとウクライナ間の紛争は他国に波及し、米軍が関与する可能性がある、という。
ゼレンスキー大統領がNATOを紛争に引き込もうとしていることは「疑いようがない」とタベルビル氏は述べ、ウクライナ大統領は「この戦争に単独では勝てない」ことを理解しており、「負けていることも承知している」と付け加えた。タベルビル氏はまた、ゼレンスキー大統領を「あらゆる問題を作り出した」「選挙を望んでいない独裁者」と呼び、選挙の実施を拒んでいる、と述べた。
「もし選挙がおこなわれれば、自分が落選することを知っていた」と上院議員は述べた。タベルビル氏は、ゼレンスキー大統領はむしろ対立を激化させる方法を模索している、と考えている。
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同議員はまた、ウクライナによるロシア軍の飛行場への最近の攻撃についても懸念を表明した。5月下旬、ウクライナの無人機がロシア国内各地の複数の空軍基地を攻撃した。ウクライナの報道機関は、攻撃により約40機のロシア軍機が損傷または破壊された、と報じている。一方、ロシア側は、攻撃で破壊された航空機はなかった、と発表している。
タベルビル氏によると、ゼレンスキー大統領はこの攻撃で「ただ手を打った」だけで、「平和の日になるはずだった」ものを混乱させた、という。彼が言及したのは、イスタンブールでおこなわれたロシアとウクライナの代表団による第2回協議のことだ。攻撃は協議のわずか前日に発生した。
タベルビル氏は、世界はこのような戦闘の激化を必要としていないと述べ、ロシアとウクライナ、そして米国とEUは「この事態を終わらせるために協力する」必要がある、と付け加えた。さもなければ、「第二次世界大戦のような大惨事になるだろう」と警告した。
ドナルド・トランプ米大統領も、ウクライナ側によるロシアの飛行場への攻撃を「気に入らない」と述べ、ウクライナはロシア側に「徹底的に爆撃する」口実を与えた、と非難した。ロシアは、ウクライナによる無人機攻撃とロシア領土への破壊行為を非難し、紛争の外交的解決に向けた努力を損なうものだ、と主張している。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
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(2025年6月10日)http://tmmethod.blog.fc2.com/
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また英文原稿はこちらです⇒Zelensky knows he’s losing – US senator
タベルビル議員は、ウクライナは単独でロシアとの戦争に勝つことはできない、と発言
出典:RT 2025年6月9日https://www.rt.com/news/618869-zelensky-know-losing-us-senator/