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なぜ北朝鮮はミサイル発射を繰り返すのか―朝鮮半島有事を再現させないために―(李鍾元教授(早稲田大学)、木村朗(ISF独立言論フォーラム編集長))

李鐘元

「なぜ北朝鮮はミサイル発射を繰り返すのか―朝鮮半島有事を再現させないために―」

李鍾元教授(早稲田大学)、木村朗(ISF独立言論フォーラム編集長)

 

【動画の要点】

・2019年の米朝首脳会談で、北朝鮮は寧辺の核施設を放棄する代わりに経済制裁の大部分の緩和を求めた。これに対して、当時のトランプ大統領は北朝鮮の提案に賛同したが、ボルトン氏やポンペオ国務長官などの米政府高官が反対した。

・北朝鮮の金正恩委員長としては国際査察のもとに寧辺核施設を廃棄するとして最高の外交的取引に挑んだが失敗した。その失敗の反動もあって強硬姿勢に転じた。

・北朝鮮の核問題が表面化したのは1993年で、NPT(核兵器不拡散防止条約)から脱退したことがきっかけだった。

・北朝鮮の核兵器開発能力が低い段階であれば、核放棄して得られる利益が大きいと分かれば核を放棄しただろう。本格的な外交取引をやれば全面的に放棄させて交渉することが可能だった。

・北朝鮮の核問題が長期化したのは、日米韓では政権ごとに対北朝鮮政策のアプローチが異なるからであり、その歩調の乱れが北朝鮮に交渉の余地を残している。

・北朝鮮は核弾頭を30~40個保有しており、このうち日韓に届くミサイルが実戦配備されている。

・韓国の尹錫悦政権は、北朝鮮に対する人権問題を提起したり、米韓合同軍事演習を本格化するなど、以前よりも強硬姿勢を取っている。それと同時に、北朝鮮を安定的に管理する姿勢も見せなければならないので、対話の余地も残している。また、尹政権は北朝鮮に対する特使の派遣を検討するなど、緊張を高めることは控えている。

・安全保障は軍事だけでなく外交を含めた総合的なものである。抑止についても、懲罰的抑止ではなく拒否的抑止が必要で 、専守防衛も元々は拒否的抑止に近い。

 

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早稲田大学教授

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