
☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年6月17日):米国の国内外政策:マルコムXが我々に教えてくれているもの
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。
エルコーグリは、帝国主義と抑圧の統一されたネットワークによって制御されている人々の団結を築く上で、マルコムXの革命的な思想と実践がどのように役立つかについて、検討に値する考えを提供している。
マルコムXの遺産は時と国境を超え、国内外におけるアメリカ帝国主義の相互に絡み合った機構を鋭く考察するレンズを提供している。ミシシッピ州における黒人アメリカ人の抑圧はコンゴの搾取と切り離せないことを彼は教えてくれた。同様に、アトランタにおける警察の軍事化は、パレスチナ人、地中海沿岸の移民、そして南半球の反体制派に対する監視技術の反映である。本稿は、マルコムXの革命的な成長――制度的人種差別への目覚めから、汎アフリカ主義と反帝国主義の明確な姿勢に至るまで――を辿り、アメリカ帝国がいかにして、統一された抑圧のネットワークを通じて自らを支えながら、抑圧された人々の間に分裂を植え付けているかを明らかにする。支配技術、アフリカへの経済的締め付け、そして世界的な連帯を阻むプロパガンダ戦の背後にあるシオニストと帝国主義の結びつきを暴くことで、私たちは重大な真実に直面する。解放には、単に地理的に固定された抵抗だけでなく、権力そのものの国際主義的な再構想が求められるのだ。マルコムXが主張したように、闘争は一つであり、システムを全体として捉えることによってのみ、それを解体することができるのだ。
マルコムXの生涯は、革命家は生まれつきのものではなく、置かれた状況によって形作られ、深い内省と意識の高まりを通して成長するものであることを示している。彼の歩みは、真の政治的成熟を象徴するものだった。彼は生まれながらの汎アフリカ主義者でもなければ、黒人を標的とする抑圧的な権力構造に本質的に批判的だったわけでも、生まれながらの反帝国主義者でもない。むしろ、革命家マルコムXは、周囲の闘争から生まれ、帝国主義の中核とアフリカ全域に広がる同胞の苦境を深く考えるよう促されたのだ。マルコムXの思想的軌跡は、生身の抑圧と革命的意識の弁証法的な関係を強調し、組織的な暴力がいかにして抵抗を生み出すかを物語っている。彼の分析は、国内的にも世界的にも、解放を抑圧する勢力を特定することにまで及んだ。
マルコムXは演説の中で、世界中の抑圧的な政策と、組織的な非人間化を可能にする勢力との関連性を一貫して指摘した。彼は国内の抑圧と世界的な抑圧の関連性を強調し、大衆の間に国際主義的な意識を喚起しようと努めた。彼の目標は、人々が自由、平等、そして解放を求める闘いが、世界中の他の人々の闘いと切り離せないものであることを認識することだった。彼は自身の演説の目的を、次のように明言した:
アフリカ大陸で起こっている闘争と、この国にいるアフリカ系アメリカ人の間で起こっている闘争との関係性を示すためです。私は・・・この国のアフリカ系アメリカ人の闘争と世界中の私たちの同胞の闘争との直接的なつながりを認識することの重要性を強く印象付けたいと思います。コンゴを心配する前にミシシッピ州を正すべきだと考えている限り、ミシシッピ州を正すことは決してできません。コンゴとのつながりを認識してはじめてミシシッピ州を正すことは可能なのです。[1]
彼は私たちに、人々の闘争を個別に見るのではなく、体系的かつ方法論的な分析を通して考えるように教えてくれた。そうすることで、システムの野蛮さと戦う方法、そして世界中の人々と連帯を果たす方法を理解することができるのだ。
つながりを見る:現代におけるアイデンティティの政治
第二次世界大戦後の時代は、グローバル・サウスの陰鬱なパターンを明らかにした。大規模な苦しみが噴出したところではどこでも、米国帝国主義の痕跡がしばしば目に見えるものだった。ノーム・チョムスキーは後にこの現象を「ワシントン・コネクションと第三世界のファシズム」と名付けた。これは、「CIA-ペンタゴン群島」が残忍な傀儡政権を支え、ワシントンに代わって弾圧を強制するシステムである。これらの残虐行為は、西側メディアではアメリカの力とのつながりを切り離して、個別の悲劇として定期的に描かれた。しかし、マルコムXはより早く、より明確に真実を見抜いていた。彼は、帝国主義が暴力を地元の傀儡に外部委託し、抑圧を強制するのと引き換えに貿易協定や政治的支援で報いていた方法を暴露した。彼の天才は点と点を結びつけることにあった。彼は聴衆に世界的な搾取の仕組みを認識させ、いかにして傀儡国家が、米国の支援するファシズムの道具として機能したかを明らかにした。最も重要なこととして、マルコムは抵抗も同様に国際的なものでなければならないことを私たちに教えてくれた。抑圧は世界規模で行われているため、連帯も世界規模になる必要がある。システムを解体するには、まず人々がその実態を認識できるようにならなければならない。
以下の例の本質を見てほしい。それぞれが独立した出来事として提示されると、それぞれが個別に分離しているように見える。しかし、実際には、これらがすべて相互に関連づけることが可能になるのだ:
1. 帝国主義中心地に警察訓練所の建設するのはセキュリティ技術を活用した人種差別的な犯罪行為によって地域住民を抑圧するためだ。ジョージア州アトランタには、アトランタ公共安全訓練センターが建設されており、アメリカの警察官に市内の黒人コミュニティに軍事的な支配体制を敷く方法を訓練する。GILEE(Georgia International Law Enforcement Exchange)(ジョージア国際法執行交流)プログラムの卒業生は、パレスチナとその占領地におけるパレスチナ人への対応に関するシオニスト防衛軍(ZDF)の経験を活かし、ジョージアの警察都市で訓練を行なっている。[2]
2. この訓練と使用される技術は、地中海における移民の流入を阻止し、拘束し、強制収容所に近い状況に追い込むための監視技術を提供している機関と同じ組織によって開発されている。北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)は、フロンテックス作戦を通じて地中海の国境管理体制を運用している。その主要目的は、NATOが2022年に「南部近隣地域」と呼び始めた地域を厳重に警備することである。コリナ・マリン(Corinna Mullin)が詳述するように、「フロンテックスはホライズン・ヨーロッパ・プログラムを通じて、遠隔操縦プラットフォーム、生体認証データ収集装置、3次元の顔と虹彩のスキャンツールなど、様々な技術機器の開発を目指している」。コリナ・マリンによると、これらの道具は数百万ユーロ規模の契約を通じてシオニスト軍と軍事産業に発注され、「無人ドローンを運用して、地中海を渡ろうとする難民や移民を監視・阻止し・・・チュニジア、リビア、エジプト沖の『国境前』地域で偵察を行い・・・イスラエルのドローン技術の売り込みに役立てる」ことを目的としていたという[3]。
3. まさに上記に概説した監視技術が、アフリカのある国の少数民族をスパイするために利用されている。モロッコ王室はシオニスト国家と正式な関係を築き、いわゆるアブラハム合意以降、シオニスト国家の監視技術の恩恵を受けてきた。NSOグループは、ペガサス・スパイウェアを用いて、モロッコ政権によって西サハラの人々をスパイし、国交正常化に反対するモロッコ国内の反体制派を投獄するために利用されている。[4]
4. これらの技術は、パレスチナ人を「人間実験室」のように扱い、開発・実験された。そして、こうした実験に基づいて、ドローン、監視カメラ、顔認識、自動機関銃など、様々な技術が前述の機関(Cop City、NATO、EU、Frontex、モロッコ政府)に輸出されている。[5]
5. そして、まさにこの組織とその技術は、国民全体を犯罪者として扱うために利用されており、国際的な投獄システムの教科書的な例となりつつある。人々を乗っ取り、投獄し、エルサルバドルのナジブ・ブケレ政権が行使したような、世界規模のパノプティプ・テロ体制を作り出している。ブケレはシオニストの兵器と技術に大きく依存している。その技術のおかげで、彼は2022年以降、あらゆる市民の自由を停止する「非常事態」(戒厳令に例えられる)を宣言し、社会活動家や政治活動家を弾圧してきた。その結果、彼の国は反帝国主義国家から、多国籍資本と連携した右翼の隠れファシスト国家へと変貌を遂げたのだ[6]。
そして最終的に、この国境を越えたテクノファシズムの連鎖は、帝国主義の中核へとブーメランのように跳ね返る。ジェノサイド勢力と帝国主義勢力の間の「シオニスト的繋がり」は、テクノファシズムを前提とした相互に連結した抑圧システムに基づいており、このシステムは後期資本主義的蓄積を支えながら、反対意見や民衆の動員に取って代わる。これらの例は、自らの統一を求めつつ不統一を強いる国際的な帝国主義システムによって可能となる抑圧システムとその繋がりを浮き彫りにしている。
帝国主義の統一と帝国主義の分裂
上記の例は多くの教訓を与えてくれるが、その中でも特に重要なものは強調する価値がある。それは、帝国主義体制がいかにして自らの覇権秩序のもとで統一を目指し、一方でそれに対抗するいかなる秩序にも分裂をもたらそうとするかということである。
帝国主義の統一
私たちが注目するのは、アメリカ合衆国と米ドルの覇権に支配された一極帝国主義体制の存在であり、これはマルコムXのエッセイ「シオニストの論理」でも強調されている。このエッセイでマルコムは、帝国主義とシオニズムの結びつきによって分断がいかに悪化しているかを巧みに描写している。入植者植民地国家が根付いた地域の支出の大部分は、戦争と軍事的蓄積に悩まされ、人間開発ではなく退化をもたらしている[7](米国と湾岸君主国との貿易が示すように、カタールとの貿易額は260億ドル、アラブ首長国連邦との貿易額は230億ドル、サウジアラビアとの貿易額は1420億ドルで、すべて武器のみである)。[8]
マルコムは次のように書いている:
「シオニスト・イスラエルによるアラブ・パレスチナ占領は、アラブ世界に数十億ドルもの貴重な資金を軍備に浪費させ、これらの国々が自国の経済を強化し、国民の生活水準を向上させることに集中することを不可能にしている。」
この戦時経済のために、「シオニストの宣伝家たちはそれを利用して、アラブの指導者たちは自国民の生活水準を向上させる知的にも技術的にも資格がないとアフリカ人に思わせている・・・こうして間接的に、アフリカ人が教師や技術援助を求めてアラブ人から離れ、イスラエル人に向かうように『誘導』している」[9]。
帝国主義がその触手を維持するには、極めて包括的でなければならない。帝国主義は、自らの覇権を強化するために、経済、軍事、安全保障に関する協定を締結する。例えば、NATO同盟だけでは満足しなかった帝国主義者たちは、NATO準同盟を創設し、そこで選ばれた国々を非NATO主要同盟国(シオニスト国家エジプトや、数千キロも離れたハイチに部隊を派遣したケニアなど)とした。米国はアフリカ軍(AFRICOM)を通じて、アフリカ大陸での作戦のための軍事司令部を創設し、テロと戦うと称して反動的な政府と基地や同盟関係を構築してきた。無人機による戦闘で、多くの民間人が殺害されているが処罰されることはない[10]。この帝国主義的包摂性は、アフリカ以外の組織がアフリカで活動し、訓練を開始することにつながる。例えば、モロッコは「アフリカのライオン」軍事演習[11]を主催した。この演習には、ガザ地区でパレスチナ人に対して戦争犯罪を犯したシオニスト兵士や、救急隊員15人を虐殺し集団墓地に埋めるという凶悪犯罪を犯したゴラン旅団も参加していた。[12] つまり、帝国主義は、反動国家や従順な国家をその勢力圏に組み込むことに関しては、たとえそれがアフリカ、ラテンアメリカ、アジア、ヨーロッパの政権や組織であっても、イスラム教徒、カトリック教徒、東方正教会、ユダヤ教徒であっても、差別しない。
帝国主義の分裂性
帝国主義的な包摂性を発揮する中で、帝国は自らと戦う勢力との間に大きな分裂をもたらそうとする。パトリス・ルムンバが選出された際、CIA工作員はベルギーと協力してこのコンゴの指導者を暗殺した。ルムンバは汎アフリカ主義に基づく反帝国主義の結束によって帝国主義体制を脅かしていたためである[13]。
マルコムはシオニストについて、「彼らはガマール・アブドゥル・ナセルによる社会主義の下でのアフリカ・アラブ統一の呼びかけを恐れている」と述べた。
リビアがアフリカ大陸統一を目指し、アフリカ・ディナール、アフリカ開発銀行、アフリカ通貨基金といった統一大陸通貨制度を提案した際、人種差別的な大西洋主義者やNATOによって、リビア人は「アフリカの傭兵」によって殺害されている(まるでリビア人はアフリカ人ではないかのように)と非難され、非アフリカ化された。[14] 帝国主義的な包摂主義は、クワメ・エンクルマが汎アフリカ統一という揺るぎない立場をとっていたため、彼の動きを抑えた。そして、その経過は短いものではない。
しかし、帝国主義を分析するには自己批判的である必要がある。帝国主義が国内外で機能するためには、帝国主義の地域的機能を可能にし、実行する、地方の国民ブルジョアジーと買弁資本中心の階級が必要である。マルコムは批判の中で、「アンクル・トム(白人に従順な黒人)」と「屋内で白人に奉仕する」黒人がいかに帝国主義体制を支えてきたかを指摘した。これらの駒は、自らの意志で行動しているか、金で雇われているかどうかに関わらず、帝国主義のプロパガンダのおかげで、依然として帝国主義の必要な機能を果たしている。そして、パレスチナほどそのようなプロパガンダが蔓延している地域はない。そして帝国主義の目的は、大衆がパレスチナとの政治的な同一性を失わせることであり、その結果、コップ・シティ(アトランタ公安トレーニングセンター)で起こっていることは純粋にジョージア州アトランタの問題であり、地中海で起こっていることはもっぱら海洋問題であり、エルサルバドルで起こっていることは単に国内問題である、などと考えるようになるのだ。
認知戦争、帝国の衰退、そしてアフリカの解放
アフリカ大陸全土の闘争において、人民の解放闘争を曖昧にするキャンペーンが展開されている。スーダンの出来事は内戦や部族主義として片付けられ、リビアのCIA工作員ハリファ・ハフタルやUAEがスーダンの緊急支援部隊に武器を供給している役割には触れられていない[15]。コンゴ戦争は、主流メディアによって奇妙なことに「ルワンダがコンゴでプーチンの真似をしている」[16]と脚本化されているが、ルワンダ反動政権の背後にあるシステム(たまたま現在ロシアと対立しているのと同じアメリカとイギリス)には触れられていない。システム分析の代わりに、彼らは国家対国家の分析を用いている。そして、主権国家としての成長という革命的な道を歩んでいることで帝国主義者の怒りを買っているサヘル諸国同盟[17]は、単に親ロシアの軍事政権として片付けられている。
毎年、世界中のアフリカ人はアフリカ解放記念日を祝う。しかし、衣服、食べ物、音楽の多様性を儀式化する文化的な祝典を通してこの記念日を限定し、生産の物質性を全く無視する人もいる。アフリカの多くの地域では、物質的な解放の条件はどこにも見当たらない。なぜなら、統一を試みようとする取り組みは、帝国主義によってその動きが止められ、制裁、爆撃されるからだ。しかし、物質的な解放とは一体何を意味するのだろうか?60年前のマルコムXの言葉は、今日でもなお真実味を帯びている。彼は、単なる独立ではなく、アフリカ解放の基盤を明確に築いた。
これらのアフリカ諸国が自らの力を高め、工業化を進める立場に立つことは、何を意味するだろうか。それは、現在アメリカ製品とアメリカの完成品、そしてヨーロッパの完成品の市場となっているアフリカ諸国が、自国製品を完成できるようになれば、自国の原材料を最終製品に使うことで、より安価な製品を提供できるようになるということだ。現在、原材料はアフリカから輸入され、はるばるヨーロッパまで輸送され、ヨーロッパの機械に供給され、雇用を生み出し、そして最終製品としてアフリカの人々に再び販売されている。しかし、アフリカ諸国が工業化すれば、自国の製品を機械に投入し、好きなように仕上げることができるようになる。そうすれば、より安価な生活を送ることができるようになる。全体として、高い生活水準とより安価な生活水準を兼ね備えたシステムとなるのだ。[18]
帝国主義理論を時代遅れのレトリックやポピュリストのスローガンに矮小化しようとする試みにもかかわらず、その物質的な現実は依然として否定できない。爆撃やジェノサイドといったあからさまな暴力に加え、帝国主義は周縁部の経済的支配を通じて繁栄する。マルコムXは、ルイ・マウロ・マリーニ、イマニュエル・ウォーラーステイン、サミール・アミン、ウツァ・パトナイクといった後進の理論家たちと共に、この構造的支配を暴露し、アフリカ解放への唯一の現実的な道筋、すなわち経済関係の根本的な変革を示した。
真の解放は、文化の再生以上のものを要求する。循環的な依存から脱却するための生産力の喚起を必要とする。原材料の輸出から国内工業化への移行は、剰余価値の流出を食い止めるだけでなく、解放そのものを再定義し、象徴的な抵抗表現(ダンス、音楽、パフォーマティブなナショナリズム)を超えて、物質的な主権へと向かうだろう。マルコムの国際主義は、帝国主義が地球の隅々にまで浸透する総合的なシステムとして機能していることを私たちに教えた。帝国主義と闘うには、軍事化され安全保障化された形態だけでなく、その経済構造にも対峙しなければならない。
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エッサム・アブデルラスル・ブバカー・エルコーグリは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のリビア人博士研究員であり、帝国主義、イデオロギー、教育を研究しており、特にリビアに焦点を当てている。パンバズーカ・ニュースの国際諮問委員会委員、中東批評ジャーナルの副編集長、グローバル・パンアフリカン・ムーブメントのメンバーを務めている。ブラック・アジェンダ・レポートにたびたび寄稿している。
Endnotes
(脚注)
[1] Malcolm X Speaks, 1989, p. 90.
[2] Black Alliance for Peace. https://blackallianceforpeace.com/bapstatements/abolishgileeprogramstop… the GILEE program
[3] Corinna Mullin, The NATO-Imperialist-Zionist Nexus: Settler Colonialism and the Global War Economy. Pambazuka News. https://www.pambazuka.org/index.php/The-NATO-Imperialist-Zionist-Nexus#…
[4] https://www.amnesty.org/en/latest/news/2022/03/morocco-western-sahara-a…
[5] Antony Loewenstein. The Palestine Laboratory: How Israel Exports the Technology of Occupation Around the World. Verso Books
[6] Alan Macleod, Nayib Bukele’s El Salvador Dictatorship: Made in Israel. MintPress News. https://www.mintpressnews.com/bukele-israel-dictatorship-surveillance/2…
[7] Ali Kadri, Accumulation by Waste (2023). Brill.
[8] https://www.whitehouse.gov/fact-sheets/2025/05/fact-sheet-president-donald-j-trump-secures-historic-1-2-trillion-economic-commitment-in-qatar/ ; https://www.reuters.com/business/aerospace-defense/exclusive-biden-administration-proceeding-with-23-billion-weapon-sales-uae-2021-04-13/ ; https://www.reuters.com/world/us-saudi-arabia-have-discussed-riyadhs-potential-purchase-f-35-jets-2025-05-13
[9] Malcolm X, Zionist Logic (1964). https://www.marxists.org/history/etol/newspape/socialist-viewpoint-us/m…
[10] https://theintercept.com/2022/04/03/libya-airstrike-civilian-deaths-lawsuit/
[11] https://www.africom.mil/what-we-do/exercises/african-lion
[12] https://www.theguardian.com/world/2025/apr/12/idf-unit-killing-palestinian-paramedics-golani-brigade ; https://militarywatchmagazine.com/article/israeli-deploys-controversial-medic-massacre-special-forces-unit-to-morocco-for-exercises
[13] Susan Williams, White Malice: The CIA and the Neocolonization of Africa (2022). Hurst Publishers.
[14] Essam Elkorghli, The de-Africanization and re-Europeanization of Libya: The Political Economy of NATO’s Legacy in Libya. Black Agenda Report. https://www.blackagendareport.com/de-africanization-and-re-europeanization-libya-political-economy-natos-legacy-libya
[15] https://www.blackagendareport.com/centering-imperialism-libya-implicati…
[16] https://www.economist.com/leaders/2025/01/28/rwanda-does-a-putin-in-con…
[17] https://www.pambazuka.org/General-Langley’s Accusations
[18] Malcolm X Speaks, 1989, p. 128
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「米国の国内外政策:マルコムXが我々に教えてくれているもの」(2025年6月17日)http://tmmethod.blog.fc2.com/
からの転載であることをお断りします。
また英文原稿はこちらです⇒US Policies at Home and Abroad: What Malcolm X Has Taught Us
出典:Internationalist 360° 2025年5月30日
筆者:エッサム・エルコーグリ(Essam Elkorghli)https://libya360.wordpress.com/2025/05/30/us-policies-at-home-and-abroad-what-malcolm-x-has-taught-us/