
【櫻井ジャーナル】2025.09.27XML : チャーリー・カーク射殺事件の謎が深まる中、妻の過去が注目されている
国際政治チャーリー・カークがユタ・バレイ大学のキャンパスで射殺された事件の謎が深まり、妻のエリカが注目され始めた。
謎のひとつはチャーリー殺害に使われた銃。モーゼル98が使われたとされているのだが、このライフルから発射された弾丸が首に命中したなら、首が吹き飛ばされるはず。ところが傷は小さい。しかも弾丸が首を突き抜けていない。そこで第2の狙撃者がいる、あるいは射殺事件そのものがフェイクだという説も囁かれている。
虐殺の現場で戦闘員が捕虜を射殺する少なからぬ映像がインターネット上に存在しているが、撃たれた瞬間に筋肉の緊張がなくなり、瞬間的に崩れ落ちるのだが、即死だとされているにもかかわらず、カークの場合は違う。
血が噴き出る直前にシャツが動いている点について、衝撃波によるものだとも考えられているが、内側から何かが爆発したように見えると主張する人もいる。映像を細かく調べると、首の傷が移動しているように見えることから、この傷は合成で後から追加されたとする推測もある。
また、ここにきてチャーリーの妻であるエリカも注目され始めた。エリカ・フランツベとして1988年11月にオハイオ州で誕生、イエズス会系のレジス大学で学んだ後、アリゾナ州立大学に編入している。
アリゾナ州で育った彼女の父親のケント・ランドール・フランツベは兵器メイカーのレイセオンのイスラエル支社を統括、母親のロレッタ・アン・アッバス・フランツベは国土安全保障省と国防総省に関わる仕事をしていたとされている。両親はエリカが幼い頃に離婚したとされているものの、生活が苦しかったとは思えない。
エリカの父方の祖父は株式や債券の製版印刷を行うアメリカン・バンク・ノートの副社長を務め、独立バイキング騎士団のグランドチーフを務めた人物で、スウェーデン国王カール16世グスタフからナイトの称号を授与されている。この団体はスウェーデンの文化と言語を普及する活動を行うとして、1890年代にシカゴで設立されたという。
エリカは23歳で「あなたのような日常のヒーローたち」というキリスト教福音派の団体を設立、「ルーマニアの天使たち」というプログラムを始めるのだが、このプログラムは児童の人身売買が疑われている。その後、2012年の誕生日に彼女はドナルド・トランプが主催するミス・アリゾナUSAに選ばれ、ミスUSAコンテストにも出場。この段階でエリカはトランプと接触している。エリカが出会うのは2018年8月の就職面接。ふたりが結婚したのは2021年5月だ。
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