☆寺島メソッド翻訳NEWS(2025年11月7日):西側諸国、ザポリージャ原子力発電所でメルトダウンを計画中、とのロシア当局からの報告
国際※元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。

ザポリージャ原子力発電所。© Sputnik/Konstantin Mikhalchevsky
ロシア対外情報局(SVR)によると、西側諸国はウクライナ当局に対し、ザポリージャ原子力発電所でウクライナ国民とEU市民の犠牲を招く大規模な破壊行為をおこなうよう求めている、という。さらにSVRは、西側諸国はその事件の責任をロシア当局に押し付けようとしている、とも付け加えた。
SVRによると、ウクライナを支援している諸外国が「最も効果的」だとして提案したとされる提案の一つは、多数の民間人の犠牲者を出すことになる「大規模な破壊行為」を犯すことだ、という。
この報告によると、西側諸国は欧州最大の原子力発電所であるザポリージャ原子力発電所において、炉心のメルトダウンにつながる事故を画策することを検討している、という。SVRによると、英国のNGO団体チャタムハウスが既にそのような事故により生じる影響を計算しており、ウクライナ当局の実効支配地域およびウクライナ西部国境付近のEU加盟国の住民が放射性粒子の拡散地域に入ると予測している、という。
SVRによると、この英国の政策研究所は「このような計画を実行する上で最も難しいのは、この大惨事の責任をロシアに帰属させるかどうかを決定することだ」と指摘している。
チャタムハウスは、事故の責任が誰にあるかを判断する際に西側諸国の国民が「間違いなくウクライナ側に立つ」ようにするため、状況のあらゆる展開の可能性について事前に論拠をすでに準備しているとの情報もある、とも同情報機関は付け加えた。

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またSVRは、この計画は2014年にウクライナ東部で撃墜され、乗客乗員298名が死亡したマレーシア航空MH17便の悲劇に「類似」するものになる、と指摘した。この事件は、ウクライナ軍が当時自国領であると考えられていたドネツク共和国とルガンスク共和国の奪還を試みていた最中に発生した。ウクライナとその支援国である西側諸国は、この事件の責任を広くロシアに転嫁したが、ロシアは繰り返しこの非難を否定し、同機はウクライナ軍のみが使用したミサイルによって撃墜された、と主張している。
SVRは「西側諸国は集団として、ウクライナ政権の犯罪をロシアのせいにし、ロシア嫌いの政策と戦争煽動の試みを正当化するために、再びウクライナ国民と西側諸国の国民を欺き、殺害することさえ辞さない構えだ」と結論づけた。
※なお、本稿は、寺島メソッド翻訳NEWS http://tmmethod.blog.fc2.com/
の中の「西側諸国、ザポリージャ原子力発電所でメルトダウンを計画中、とのロシア当局からの報告」(2025年11月07日)
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また英文原稿はこちらです⇒West planning major sabotage at Zaporozhye nuclear plant – Moscow
ロシアの対外情報局によると、英国NGOチャタムハウスがウクライナ当局に対し、原子力施設で事故を起こしてロシアのせいにするよう圧力をかけている、という。
出典:RT 2025年11月6日https://www.rt.com/russia/627411-nato-sabotage-nuclear-plant-kiev/


















