【連載】新型コロナ騒動を検証する〜その存在証明から目的まで〜(高橋清隆)

第3回 新型コロナ「感染者」水増しの手口

高橋清隆

しかし、マスコミがこれを伝えることはない。ある新聞社は20年9月下旬、「東京都の新規感染者は前週の同一曜日から6割近く減少 『誰も分からない』」と題する記事(https://news.livedoor.com/article/detail/20897783/)を配信していた。

厚労省は新規感染者数の分母であるPCR検査の実施件数をホームページ「国内の発生状況など」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1)からダウンロードできるようにしているが、掲載されているグラフ【図表1】には、「民間検査会社(主に自費検査)」の項目が含まれてない。21年7月12日から始められたもので、陽性者が激増した。これが同年7月30日、すでに緊急事態宣言が出されていた東京都・沖縄県の延長と埼玉など4府県の実施区域追加の大きな理由になった。

「民間検査会社(主に自費検査)」の検査数を入れたグラフを以下に示す。

この数字を省いたのは意図的なのかどうか。厚労省コロナ対策推進本部検査班に尋ねたところ、「エクセルですでに6色使いきっているため、トライしたができなかった。この項目を増やしたかったが継続の観点から、このままで載せている。隠すつもりはない」と回答された。IT音痴の私は5年前に購入したエクセルで、マニュアルを見ながら数クリックで作成できた。死者数の累積表示とともに、新型コロナウイルスを少しでも恐ろしいものに見せたいようだ(第4回へ続く)。

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高橋清隆 高橋清隆

反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

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