【連載】ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 メールマガジン
ノーモア沖縄戦

メールマガジン第114号:『沖縄、再び戦場(いくさば)へ(仮)』スピンオフ作品

ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会

今回は当会発起人の三上智恵監督の『沖縄、再び戦場(いくさば)へ(仮)』スピンオフ作品上映会のご案内です。三上さんは沖縄が戦争に利用され県民が苦しみ続ける歴史を何とかして変えたいと、これまで「標的の村」、「戦場ぬ止み」、「標的の島 風かたか」、「沖縄スパイ戦史」を世に出してきました。しかしながら、南西諸島軍事強化、軍事要塞化はとどまることなく、急速に進んでいる中、この5年に取材してきた戦争へ引きずり込まれている状況を何とか形にして公開したいということで「スピンオフ」映像をまとめられました。
さる3月18、19日には南風原平和ガイドの会主催で5回の上映会が開催され、50人の方々が参加しました。「新聞やテレビで観ることができない映像で現状をくわしく知ることができた」「軍事強化が進んでいることは聞いていたが、ここまで厳しい状況になっていることとは知らなかった」「自分も当事者性をもってこの映像を拡げて危機感を共有したい」といった声が寄せられました。そして、観た方が、自分自身でもこの映像を拡げていこうと動きはじめています。
この「スピンオフ」映像を知人、友人、仲間たちとご覧いただき、今の危機感を共有して、受け身ではなく自分が平和のサテライトとなってさらに共有する場をつくってほしいと思います。このスピンオフについての三上さんのメッセージと詳細URLをご案内いたします。ぜひご覧ください。
(上映会イベントは終了いたしました)

https://okinawakiroku.com/?fbclid=IwAR3OT743EhPMryc-YH8KcN_nhMYpROq2wvuVH-e5KVicq1ZV50Ke7iTLQSQ

 

新作『沖縄、再び戦場(いくさばへ)(仮)』スピンオフ作品について

昨年末の安保三文書で明らかになったのは、日本が敵基地攻撃や先制攻撃も可能な軍事国家になったことだけではありません。日米政府の言う抑止力とは「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という南西諸島の犠牲を覚悟したものであるという本音も暴露されました。戦場になると名指しされたも同然の島々では、これから基地の地下化、シェルター設置、ミサイル避難訓練、弾薬庫大増設、小さな離島を含む空港と港湾の軍事化が急ピッチで進みます。いま制作中の新作映画は、平和を求めて戦う沖縄の最前線を描いた2017年の『標的の島 風かたか』の続編にあたります。2017年~2023年の戦争に向かって突き進む怒涛の日々が描かれることになりますが、しかし映画館での公開は早くても2024年春以降になり、その時、沖縄が予断を許さない状況になっていることすら考えねばならないと危惧しています。

映画の完成を待つこの期間にも、刻々と変わっていく状況を共有するため、この度45分程のスピンオフ映像を希望者に無償で提供し、危機感を共有していただきたいと思うに至りました。みんなで見ようよ!と声を掛けられる仲間と、5人でも10人でもいいので「見る会」を開催していただきたいのです。そして戦争に向かうこの国の流れを止める小さな単位が各地に生まれ、この動画を見たことで「見ざる・聞かざる・言わざるになるものか!」と決意した人たちが、既成の政党や運動にとらわれず、同じ危機感を持つ人たちと集まりなおすきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。映画が完成するまでの間に、全国に同時多発的に沖縄の現状を見てこの国を憂い動き出す人々がどんどん誕生していくと思うだけでもワクワクします。そして、ワンコインでもいいので新作の製作費カンパと共にDVDを返却していただければ、私たちもさらに励みになります。

野党や労働組合の弱体化、運動の高齢化など嘆いていても始まらない。私にとっては、過去の私の作品を見てくださり、沖縄を気にかけていてくれる方々だけがはっきりと目に見えている希望なんです。その方々は必ず南西諸島の現状をその目で見て受け止め、SOSに耳を傾け、そして発言・行動につなげる力のある人たちだと信じられるからです。

なので、今回はあえて素材を無造作に並べ、わかりやすくするための説明や演出は極力つけませんでした。あくまで撮影に走っている中からこぼれてくる「野菜の乱切り」の形で提供します。それを一足先にお渡しするので、皿もそちらで用意し、来ている方々が食べられるような盛り付けと味付けは映像を受け取った主催者のオリジナルでやってほしいのです。主催する方の多くは辺野古で座った経験があったり、深く沖縄問題に関心を持ってきた方々だと思いますので、一緒に見る人たちに添えるべき情報を判断し、来てくれた方々に必要な補足をしていただけると思います。実はそこがミソだと思っています。
観客として見るのではなく、私たちが必死に渡す情報を受け取って、皆さんも必死に地域に発信するサテライトになってほしい、平和を作る力のある人たちを揺り起こすツールにしてほしい、平和分子の核分裂が起きる時の核になる人たちにこの素材をお渡ししたいと思い、その願いを込めて、編集しました。どうぞ存分に活用してください。そして新作映画が完成した暁には、是非この動画を共有してくださった皆さんと共に劇場にお越しください。(上映会イベントは終了いたしました)

三上智恵(ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 発起人)

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