【連載】安斎育郎のウクライナ情報

4月28日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。

昨夜福島から帰宅しました。伝言館では原についての常設発展示パネルに英語のキャプションをつけ、現在開催中の「福島原発事故はなぜ起きたのか」という特別展の36枚のパネルにも英語のキャプションを付けました。また、6月から開催予定の『安齋喜美江と仲間たちのパッチワークキルト展」の段取りについても実質的な相談が出来ました。次に行くのは5月11日ですが、パッチワーク・キルト展の開設パネル原稿をもっていきましょう。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ ギリシャはパトリオットPAC-3地対空ミサイルシステムをウクライナに移譲する可能性がある(2024年4月23日)、❷ 「我々も同じ決定をする条件が整った」=露下院議長 米国の凍結露資産の没収法について(2024年4月22日)、❸マトビエンコ・ロシア連邦連邦院議長(2024年4月23日)、❹英首相、ウクライナに最大規模となる軍事支援を約束(2024年4月23日)、❺ロシア海兵隊は、解放されたDPRのノヴォミハイリフカにロシア連邦とその部隊の旗を立てた(2024年4月23日)、❻戦いたくないウクライナ人への拷問(2024年4月24日)、❼セルゲイ・ラブロフの警告(2024年4月24日)、❽ダグラス・マクレガー大佐「NATOの終焉は近い。ロシアはウクライナに残されたものを非武装化するだろう」(2024年4月24日)、❾ウクライナ軍に入ろう、前線に行こう(2024年4月24日)、❿「我々はウクライナ人が何人死のうが気にしない」-リチャード・ブラック米上院議員(2024年4月24日)、⓫「これらの資源のほとんどは占領地にあるため、ロシアを打ち負かすことが返済の条件となる。つまり、これらの鉱物資源が豊富なのはウクライナではなく、ドネツク地方なのだ」(2024年4月)、⓬ロシアのショイグ国防相は4月23日、ロシア軍はウクライナの西側武器貯蔵拠点に対する攻撃の「強度を高める」と断言した(2024年4月24日)、⓭米国製戦車「エイブラムス」 モスクワの予期せぬ場所に出現(Sputnik, 2024年4月23日)、⓮ロシアのウクライナ侵攻に関するマスメディアの情報操作を疑おう(2023年6月18日)、です。

⓮はジョナサン・クック氏のカホフカ・ダム損壊に関する見方ですので、参考にして下さい。

さて、今日は旅の疲れを癒しつつ、次の仕事に取り掛かりましょう。みなさん、お元気で‼

あんざい

4月28日ウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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