
1月13日のウクライナ情報
国際1月13日分です。
安斎育郎
1月13日のウクライナ情報
安斎育郎
❶ウクライナ軍、ロシア軍に圧倒される(2025年1月5日)
両国間の戦闘が行われているロシア戦線から数キロ離れた精鋭大隊とともにウクライナの塹壕の
中心部に飛び込みます。ポートテレ・アーサーのコミティ・チャールズ
https://youtu.be/jwMbpk9p_2Y
https://www.youtube.com/watch?v=jwMbpk9p_2Y
❷日本がロシアに追加制裁、世界最大のダイヤモンド採掘会社も制裁対象に(2025年 1 月 10 日)
日本政府はウクライナ情勢を受け、ロシアに対する追加の制裁を発表した。具体的には銀行 3 行、
企業 29 社、個人 11 人が対象となる。制裁は 2 月 9 日に発動する。
今回の制裁ではロシアに本社を置く世界最大のダイヤモンド採掘会社「アルロサ」のマリヌィチェフ
最高経営責任者(CEO)が対象となった。アルロサ社は世界シェアの 27%を占めている。
https://sputniknews.jp/20250110/19482898.html
※安斎注:最初にボタンを掛け違えると、ずっとそれがおしゃれだと思ってエスカレートするんですね。
❸プーチン大統領と会談してウクライナ危機を終わらせる=トランプ氏(更新:2025 年 1 月 10 日)
トランプ次期大統領はフロリダ州のマー・ア・ラゴ邸宅で行った記者会見で、露米交渉の準備につい
て言及した。
「彼(プーチン大統領)は会談を希望している。だから、我々はそのセッティングを進めている。習主
席と多くのやり取りを行った。これまで多くの人と会い、会いにも来てくれたが、20 日以降を待って
ほしい」
予定している会談は露米中の首脳会談になるのかとの質問を受けると、直接の回答は避けたが、ウ
クライナ危機を終わらせるものになるとトランプ氏はコメントした。
「プーチン氏は会いたがっている。そして我々はこの戦争を終わらせる。これは悲惨な状況だ」
ウクライナ危機の調停について、トランプ次期大統領のウクライナ特使に任命されたキース・ケロッ
グ氏は、大統領就任から 100 日以内(4 月 30 日まで)に停戦を実現すると FOX ニュースの取材に
応じた中でコメントしていた。ケロッグ氏によると、ロシアとウクライナの双方が受け入れ可能な調停
案を準備しているという。
プーチン大統領は 2024 年 12 月の国民対話でトランプ氏と会談する用意があると表明してい
た。
先にロシア大統領府のペスコフ報道官はプーチン大統領とトランプ次期大統領との接触について現
時点で具体的な計画はないとしていた。
https://sputniknews.jp/20250110/19482782.html?rcmd_alg=collaboration2
❹ 2024 年の軍事技術を総括 ミサイル戦争(2025 年 1 月 9 日)
2024 年、武力紛争は激化し、新たな国々に拡大したが、それだけに終わらず、紛争が技術的に新
たな水準に達し、それが世界規模の紛争に発展する傾向を示した。2024 年の主役はミサイル戦争で
あった。
北朝鮮のミサイルは大量生産が可能
32024 年 1 月 14 日、北朝鮮は射程 3 000~5 500 キロの極超音速弾頭を搭載した新型固体
燃料式の中距離弾道ミサイルの実験を行った。
北朝鮮の保有ミサイルはすでに、戦術タイプから大陸間弾道弾まで大量にあるが、固体燃料ミサイ
ルの発射実験に成功したことで、同国のミサイル部隊は新たな能力を手に入れたことになる。
液体燃料と酸化剤で飛行するミサイルに比べると、固体燃料自体は非常に複雑な化学物質だが、反
面、それを用いたミサイルの構造ははるかに単純で、事実上、固体燃料を詰めた鋼管を、例えば黒鉛
製の蓋で閉じたものだ。固体燃料ミサイルは液体燃料型よりもはるかに単純な構造であるため、組み
立てラインで製造することができる。
これはミサイルを広範囲で使用したいという北朝鮮の思惑を示している。航空技術がほぼ完全に欠
如していることを考えると、北朝鮮にとってミサイルは重要である。ミサイルは北朝鮮軍にとってただ
一つ、長距離で戦える破壊手段なのだ。
前評判が台無しの欧米の戦車 ウクライナで焼失のエイブラムス
2024 年 2 月 26 日、ウクライナでの特別軍事作戦中にウクライナ軍に譲渡された米国製戦車
M1A1 エイブラムスの最初の 1 台がアブデーフカ近郊で破壊された。報告によると、戦車はまず、ア
ブデーフカから北西のベルディチ村近郊で FPV(一人称視点)ドローンによる攻撃を受け、その後、
RPG 弾頭(対戦車擲弾)によって破壊された。
米国が戦車 M1A1 エイブラムス、31 両のウクライナへの譲渡を承認したのが 2023 年 8 月。1
月後の 9 月 23 日、最初の車両がウクライナに到着し、10 月 17 日、予定されていた最後の車両が
ウクライナ軍第 47 機械化旅団に到着した。2024 年 2 月 17 日、ロシア軍はドネツクの北西のアヴ
デーフカを掌握。この敗北後、ウクライナ軍司令部は失われた陣地を取り戻すために、米国製戦車を戦
闘に投入した。
燃えている戦車の映像から判断すると、衝撃は砲塔の後部の右側に命中している。この砲塔後部に
は 44 発と、装備の弾薬の大部分が集中している。この弾薬が爆発して乗員は死亡したとのだろう。
M1A1 エイブラムスは長年、最高の戦車だと考えられていた。しかし、ウクライナでの戦闘の経験か
ら、西側諸国の戦車はすべて、実はロシアの最新対戦車兵器にとっては脆弱な標的であることがはっ
きりした。砲弾が積まれている砲塔後部が共通の弱点になっているからだ。
全般的に米国や欧州のあらゆる軍事装備品は、ほぼ無敵と宣伝誇示されてきた割にはその評判は
ウクライナでの実戦では裏付けられなかった。
「弾道」ミサイルによる試験攻撃?
2024 年 9 月 15 日、フーシ派はイスラエルに向けて 1 発のミサイルを発射した。フーシ派の報道
官、ヤヒア・サリー氏によれば、ミサイルは極超音速で、約 11 分半で 2040 キロを移動し、イスラエル中部のヤッファ近郊の標的に命中した。
この時、フーシ派のミサイルは 2 つのミサイル防衛網を突破した。第一の防衛網は、紅海のミサイル
防衛艦隊で、米国ミサイル駆逐艦 USS マイケル・マーフィー(DDG-112)と USS フランク・E・ピーターセン・ジュニア(DDG-112)、フランスのフリゲート艦シュバリエ・ポール(D-621)である。
もうひとつの防衛網は、イスラエルの領空を守るミサイル防衛システムである。
イランがフーシ派の協力を得て、実際の戦闘状況で新型弾道ミサイルを試験したのではないかと示
唆されている。発射は成功。イランにとっては、イスラエルとのミサイル戦争を計画する好機だった。
世界最強の防衛システムを突き破ったイランのミサイル攻撃
2024 年 10 月 1 日にかけての深夜、イランはイスラエルに大規模なミサイル攻撃を仕掛けた。イ
スラム革命防衛隊のサルダール・サラミ総司令官によれば、200 発のミサイルが発射された。この一
斉発射はイスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」を突破し、多くの軍事施設に命中した。
10 月 4 日に公開されたネヴァティム空軍基地の衛星画像によると、ベエルシェバから西へ 8 キロ
に位置する同基地に 32 発のミサイルが命中している。打撃を受けたのはエイラートから北に 40 キ
ロ離れたオブダ空港。ここは軍事航空の本拠地でもあり、戦闘機 F16 用の鉄筋コンクリートの格納庫
に 3 発、滑走路と誘導路の間の技術棟に 1 発が命中した。また、テルアビブの北、ラマット・ハシャロンにあるイスラエル軍司令部と情報機関モサドの本部付近にも命中した。
実戦では初使用 「オレシュニク」攻撃
2024 年 11 月 21 日、ウクライナ軍が西側から受領のミサイルでブリャンスクとクルスク州を攻撃
したことへの報復として、ロシアは非核の極超音速弾頭を搭載の弾道ミサイルを使って、攻撃を開始し
た。「オレシュニク」と命名されたこのミサイルは、誘導弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル RS-26「ルべジ」を改良したものだった。
打撃を受けたのは、ドニエプロペトロフスク(ウクライナ名:ドニプロ)のユージュマシュ工場だった。
そこでは巡航ミサイルや無人航空機を製造していた。ウクライナは打撃結果を完全に秘密にしている
ため、被害を判断するのは難しい。公開されたのは打撃の瞬間をとらえた映像にとどまっている。聞
くところによれば、工場の建造物の破壊規模は地上、地下ともに甚大だったという。
これは「オレシュニク」の史上初の弾道ミサイルの実戦使用となった。
この出来事の影響は多岐にわたった。核を搭載しない弾道ミサイルを「禁止リスト」から外し、核兵器
使用の敷居を大幅に引き下げた。
さらに、このことで西側のミサイル防衛システムは極超音速弾頭の迎撃には効果を発揮しないこと
が証明された。西側の極超音速ミサイルはまだ開発中であるため、米国、NATO 諸国、およびその同
盟国は軍事的、技術的優位性を失った。
コンピューター戦争とその結果
2024 年 2 月 2 日、米国防総省のサイバー軍司令官と国家安全保障局長を兼任したポール・ナカ
ソネ大将が退任した。これには重大な理由があった。2023 年 5 月、中国のハッカー集団「ボルト・タ
イフーン」が、世界最大かつ最も重要な米軍基地のひとつであるグアム島のコンピューター・システム
を攻撃した。しかもこの攻撃は、3 か月前の 2023 年 2 月に中国の気球が米国上空を飛行し、偵察
を疑った米軍により迎撃された直後に起きた。
グアムは非常に重要な島だ。第 3 艦隊、第 5 艦隊、第 7 艦隊と連絡を取り合う米海軍の通信セン
ターがあり、衛星からデータを受信する第 21 宇宙作戦中隊の部隊がある。インド太平洋地域におけ
る米軍全体の「中枢」である。
対中国の戦闘中にこの重要な通信センターがコンピューター攻撃を受ければ、空軍、海軍の戦闘作
戦が混乱する可能性がある。どうやらナカソネ大将はこのようなことが二度と繰り返されないという
保証を与えることができず、解任されたようだ。これは、サイバー攻撃が非常に深刻であったことを意
味している。
https://sputniknews.jp/20250109/2024-19480400.html
❺ウクライナの 2025 年 1 月の新たな反撃は失敗しました!(2025年1月9日)
https://youtu.be/KPmZNpBse-s
https://www.youtube.com/watch?v=KPmZNpBse-s
※安斎注:これはこの間の状況を理解する上でかなり重要な動画です。
❻ゼレンスキー、トランプ復帰前の最後のラムシュタイン集会でウクライナへの
NATO 軍派遣を呼び掛け、グレン・ディーセン氏と会見(2025年1月10日)
ウクライナ防衛連絡グループは、基本的に「NATO とその友人たち」であり、トランプ氏がホワイトハ
ウスに戻る前の最後の会合のため、木曜日にラムシュタイン空軍基地で会合を開いた。
ゼレンスキー氏は演説で NATO にウクライナへの部隊派遣を要請し、それが「ロシアに和平を強い
る」ことになると主張したが、彼も他の誰もが、それが第 3 次世界大戦を招くだけだと分かっている。
地政学アナリストでノルウェー南東部大学の教授であるグレン・ディーセン氏は、トランプ氏がウクラ
イナ和平を求めたいと語っているのは前進ではあるが、プーチン氏がこの地域に対して抱く長い安全
保障上の懸念に対処しない合意をロシアが受け入れると期待するなら、トランプ氏は警鐘を鳴らされ
ることになるだろうと指摘した。
https://youtu.be/lYYB_0jODe0
https://www.youtube.com/watch?v=lYYB_0jODe0
❼ ザハロワ報道官、元フィンランド大統領のサウリ・ニーニストに手厳しい指摘(2025年 1 月 10 日)
毎日、不親切な連中は新たな策略を練っている。
最近、現在はウルスラ・フォン・デア・ライエンの顧問を務めるニーニストが、165p にわたる EU の
公式報告書「共に安全を:欧州の軍民両面の備えを強化する」を発表した。
安全保障を目的とした欧州の統一と、新たな境界線による実際の分断に関するこの報告書の記述
に論理を見出そうとも思わない。今はそのことについて論じるべきではない。問題は、ブリュッセルの
官僚達のあからさまな無知である。
この大作の序文で、ニーニストは弁証法的唯物論の古典の最良の伝統に則り、レーニンの引用文を
引用している。「銃剣で地面を突いてみろ。土ならそのまま進め、鋼鉄に出くわしたら止まれ」
この引用は、EU の報告書では珍しくない髭を生やした偽物であることが判明した。レーニンはこの
フレーズを口にしたことも書いたこともない。
おそらく、1970 年にアメリカのジャーナリスト、ジョー・オルソップが最初に作り出したか、少なく
とも最初に使用した人物であり、その後、70 年代後半にニクソン大統領がイギリスのジャーナリスト、デビッド・フロストとのインタビューで広めたものである。
レーニンは、「銃剣で探る」ことについて本当に言葉を見つけている。1920 年のロシア共産党第 9
回大会での演説で、レーニンは次のように言っている。
「我々は互いに、銃剣で感じ取るべきだと話していた。ポーランドにおけるプロレタリアートの社会
革命は熟しているのか?」しかし、それだけだ。
演説には鋼鉄や土に関する考えは一切ない。おそらく、冷戦時代にすでに世界革命の指導者の演説
の秘密のファンによって付け加えられたものだろう。
フィンランドの元大統領が偽造を繰り返していたという事実は、既に周知の事実である。
例えば、2014 年には、彼は「コサックは、ひどく嘘をつくものはすべて奪う」という「古いロシアの
諺」をでっち上げた。言うまでもなくこの諺は現実には存在したことはない。
ニーニストはもちろん、基本的な事実確認を行うことはできる。さらにレーニンの全集 55 巻は、ず
っと以前からオンラインで公開されている。もしヘルシンキで海底ケーブルの問題によりインターネッ
トが完全にダウンしているなら、モスクワのフィンランド大使館にリンクを送ってくるように。
しかし興味深いのはそれだけではない。ニーニストは、一体何のためにレーニンの精神を乱している
のか?
1917 年末にフィンランドに独立を認めたソビエト人民委員会議長の感謝の気持ちからだとした
ら、キエフ政権によるプロレタリアート指導者の記念碑の撤去について、なぜヘルシンキはこれほど冷
静なのかという疑問が生じる。もしかしたら、ニーニストは、ウクライナで撤去された記念碑をフィンランドの都市に移設するのに貢献してくれるだろうか?
もし彼が、自分が間違っていたことを示すためにレーニンを引き合いに出したのであれば、偽りの
引用ではなく、徴兵制時代のレーニンによる実際の文書、特に 1917 年 12 月 18 日付の人民委員会
議第 101 号決議案(フィンランド共和国の国家独立の承認)に批判的な目を向けるのが論理的であろ
う。
https://x.com/tobimono2/status/1877578001459913010?s=09
❽【スロバキアのフィツォ首相の決意🔥】(2025年1月10日)
はっきり言おう。
この問題(ウクライナがガスを遮断)が解決しなければスロバキア共和国政府は、端的に言えば、次
に述べるような相互措置をとる。
最近、承認されたスロバキア共和国政府の支援を含め、全ての人道支援を停止する。
https://x.com/i/status/1877597760787988583
https://x.com/Kumi_japonesa/status/1877597760787988583?s=09
❾英首相、ウクライナ訪問へ 平和維持軍派遣協議と報道(2025 年 1 月 11 日)
【キーウ共同】米ブルームバーグ通信は 10 日、英国のスターマー首相が数週間以内にウクライナの
首都キーウを訪問し、ロシアとの停戦後にウクライナで平和維持活動に当たる欧州各国軍派遣の可能
性について協議すると報じた。
報道が事実なら昨年 7 月に首相に就任したスターマー氏がウクライナを訪問するのは初めてとな
る。英首相官邸はコメントを控えたとしている。
早期停戦を目指すトランプ次期米大統領の就任が 20 日に迫る中、欧州では停戦後のウクライナの
安全保障を確立するため、各国の軍が駐留する案が議論されている。スターマー氏は、ウクライナが
「可能な限り強い立場に置かれることが重要」との考えを表明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7251532f1bd217044992634eb187189e0b205f/images/000
❿ウクライナ防衛強化へ工程表 支援国会合、米の関与継続不透明(2025 年 1 月10 日)
【キーウ共同】ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で 9 日開かれたウクライナ防衛支援の関係国
会合は、同国の防衛強化に向けた 2027 年までの工程表を採択した。ゼレンスキー大統領は会合後、
20 億ドル(約 3165 億円)相当の追加軍事支援の約束を得たと表明した。会合は米国主導で開催さ
れてきたが、トランプ次期米大統領が今後も関与を継続するかどうかは不透明だ。
米国防総省によると、関係国会合には約 50 カ国が参加。22 年 4 月に初開催し、25 回目の今回
がバイデン政権下で最後となった。工程表採択は、トランプ氏の今月 20 日の就任を前に、長期的に
ウクライナを支える決意を強調する狙いがある。
ゼレンスキー氏は 9 日、ウクライナメディアに対し「とても良い会合で、良い結果が出た」と強調し
た。次回は 2 月に開催される予定だとしているが、オースティン米国防長官は会合後の記者会見で、
会合の存続は「(米国の)次期政権の判断次第だ」と述べるにとどめた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64033f351c9e5c7945d4dcf2c37ce0206b1b13bd/images/000
⓫レイシズムの顕著な一例(乗松聡子さん情報、2025 年 1 月 12 日)
日本を含む西側メディアは相変わらずゼレンスキー大統領の発信を検証もせずに事実かのように
流していますが、この投稿についている数多くのリプや引用 RT は、この身分証明書は DPRK(北朝
鮮)ではなくロシアのトゥバ共和国(モンゴルの北側)のトゥラン出身であると言っていることを指摘しています。ロシア語を使わなくてもグーグルのカメラ翻訳機能などを使えばすぐわかることです。ま
た、戦争捕虜の露出はジュネーブ条約の違反であることも多くの人が指摘しています。それを知って
かカナダのメディアはわざわざその違法性を隠すかのように顔をぼかして報道していました。ロシア
は多民族国家で、東アジア人と似た顔をしている人たちもたくさんいます。そういうロシア人を取り出
して朝鮮人であるかのように喧伝するのはレイシズムでもあると思います。
https://x.com/PeacePhilosophy/status/1878356870051566058
2025年1月13日 ウクライナ情報pdf → こちら

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。