甲斐正康さん:この手に掴むのさ未来を!宮城の水道再公営化へ!県議会すら知らない再公営化にかかる資金は3億円 再公営化へ向けての第一歩

甲斐正康

※この記事は、甲斐正康さんの2025年1月29日付のnote記事から許可を得て転載したものです。

https://note.com/michibata_kaima/n/n8a68fd9c97fc

この日、14時から宮城県庁15階水道経営課にお邪魔し、宮城県村井嘉浩知事宛てに「宮城の水道再公営化を求める」文書を提出してきました。

2022年4月1日から始まった、宮城県の水道民営化。

残念ながらなかなかその後の報道が伝わらない中、とんでもないことが2023年6月に起こっていました。

それは、物価高騰により水道施設などの電気料金が想定より上がったということで実施契約書を県民の代表である県議会にすら伝えずに、勝手に契約書を変更し、2億844万もの金額が、ヴェオリア、オリックスなどを含めた企業連合体「みずむすびマネジメントみやぎ」側に支払われていたことが判明しました。

それ以外にも様々な事が起こっており、私たちが民営化がされる前から懸念されていた事が早くも起きていたということが判明。

そもそもこの水道民営化は本当に行う必要があったのか?という疑念が湧いてきます。

「再公営化を求める」と言われても、あまりピンとこない方がいらっしゃるのも当然かも知れません。

コンセッション方式の契約は20年、今仮に契約破棄を行ったらいったいいくらほどの違約金を企業側に支払わなければいけないのか?

宮城県議会でも、誰もその事には触れていません。

「いま、契約を破棄したらいったいどれくらいの違約金が支払われるのか?」県側に聞いてみました。

県職員は「上水道、下水道、工業用水道で3億円ほどの違約金です」と言っていました。

3億円?宮城県水道の内部留保金は約200億円、契約書を勝手に変更し、企業側に支払った金額は約2億。

あまりにもアッサリとその金額を口にしたので、こっちはビックリ。

やれないことはないでしょう、これ以上の好き放題されるくらいならば、今すぐ3億円支払い再公営化することは出来るはずです。

なんせ、現時点で内部留保金は200億以上あり、約20年後の2046年には830億ほどの内部留保金が貯まる予定なのですから。

その後、仙台GUCCI前で街宣活動を行い、「宮城の水道再公営化を求める、3億円で宮城の水道は戻って来る。現時点で200億以上の内部留保金があり、20年後には830億ほど貯まり、勝手に契約書変更して2億払う余裕があるんですから」と街頭で話すと、多くの方が振り返り、足を止め、こちらの話を立ち止まり聞いてくれ、「そうだ、あなたの言う通りだ」と声をかけられました。

 

県民の方も「水道民営化が怖かったが、その後の情報がなかなかなかった。本当にありがたいです」とも言われ、しっかり県民に情報が行き届いていないという事も改めてわかりました。

知れば知るほどおかしなこの水道民営化。

私たちはまだまだこの運動を大きくしていくし、もっと大きくなるはず!

GUCCI前で強く感じました。

宮城、また行きます。

今回も友人のあきさんが、一生懸命頑張ってくれました。

地元・宮城の方が必死になって頑張っている。

宮城の水道再公営化を求める!

まだまだ声をあげていきましょう!!

#水道民営化

#水道民営化反対

#宮城の水道再公営化

#オリックス

#ヴェオリア

#竹中平蔵

#麻生太郎

#村井嘉浩

甲斐正康 甲斐正康

新社会党市民運動委員長。 2018年、地元である三鷹市議会に「日本の種子の保全を求める」請願書を提出し、採択。 2019年、同市議会に「水道事業民営化の参議院附帯決議に基づいた適切な対応を求める」請願書を提出し、全会一致採択。 2021年、国土交通省、東京都、NEXCO東日本に「外環道工事の中止、大深度法廃止等」を求める要求文を提出。 2023年、国民民主党衆議院議員、玉木雄一郎代表に「物流2024年問題の大型トラック速度制限緩和発言の撤回を求める要求文」提出。 2018年から平和と市民自治を進める街頭宣伝 #みちばた を主宰し、竹中平蔵氏が会長を務める人材派遣最大手パソナ前など、各地で街頭宣伝を行う。 2024年2月から、在日米軍司令部副司令官、ジョージ.B.ラウル4世に対し「日米合同委員会の廃止、日米合同委員会の過去の議事録公開、過去結ばれた密約の白紙撤回」を求め、ニューサンノー米軍センター前で日米合同委員会抗議街宣を行う。

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