【特集】新型コロナ&ワクチン問題の真実と背景

「真実を教えて下さい2」上映会&講演会報告(中)

高橋清隆

・悲しみ乗り越え、国に死亡事例を記載させる

佐野さんは「姉妹のよう」に仲良しだった伯母の形見の指輪を付けてきた。地域コミュニティで「明るくて太陽みたいな方だね」と慕われていたことを振り返る。

会場で証言する2遺族(2022.7.24筆者撮影)

 

「伯母は理由があってこういう目に遭ったのだと思う。自分が犠牲になることで、子どもたちを助ける力になるように。私のこういう活動も応援してくれていた」と吐露。佐野さんはワクチンの危険性を訴えるビラを路上で配布していた。

「伯母と父に、『ありがとう』と伝えたい。犠牲になられた方々の命を絶対無駄にしない。共に闘ってくれると信じている。悲しみ、苦しみだけでは解決しないし、成仏もしないから」と連帯を呼び掛けた。

山田さんは共に営むフランス料理店のシェフの夫を、接種2日後に亡くした。ワクチンを打ったのは客やスタッフに感染させないためで、「接種券が届いたときは『やっと打てるね』と2人で喜びました」と回想した。

夜帰宅すると、テレビもゲームもつけっぱなしで、書斎に倒れている夫を発見。手足が紫斑まみれで冷たくなっていた様子を、涙ながらに語った。当初、解剖医から「ワクチンを打ったからかも」と言われたが、自分が責められている気がした山田さんは、「そんなこと言わんといて」と退ける。後日改めてただすと、「ワクチンのせいではありません」と否定された。

映画のなかでは、監察医から浴びせられる痛烈な言葉が登場する。「国相手に裁判を起こすのは、やめといた方がいい。弁護士を付ければ30万円は最低要る。負けるのは分かっている」。

山田さんは30年寄り添った夫からのプロポーズを披歴した。2度目の結婚だった山田さんは「私、バツイチよ」と告げると、「俺もバツイチや。バツイチ同士、仲良くしよう」と返答。結婚を決意した。しかし、死亡後の手続きで夫の戸籍謄本を取り寄せると、離婚歴はなかった。

「私に引け目を感じさせまいとして、うそをついていたんです。そこまで好きになってくれていた。(ワクチンの危険性を)分かってたら、絶対に打たせなかった」と悔し涙を見せた。

佐野さんは医師に何度も手紙を書いた。「恨んでいません。子どもたちのためになれば」と綴り、ワクチンとの因果関係を認める報告書として国にあげるよう嘆願した。3通目で医師は国に報告したという。「母はつらかったと思う。書類1つ書くのも。声を挙げずにはいられません」。

山田さんも厚生労働省の副反応疑い報告に接種後の死亡事例として記載してもらうのに並々ならぬ苦労をした。「厚労省には何回電話したことか。50回では済まない。医者でないと製薬会社に訴えられないことを知り、PMDA(医薬品医療機器総合機構)にも何度も電話しました」と吐露する。

「2、3カ月で登録してもらうことができましたが、答えはなし。人が1人死んでも、副反応疑い報告にはわずか数行。因果関係も認めません」と肩を落とした。

・ハンセン病差別と闘った経験をワクチン中止の力に

講演会で、壽さんはハンセン病回復者の父をもった過酷な半生を語った。科学に基づかない偏見から、患者は強制隔離施設に入れられ、男性は断種、女性は堕胎手術を受けるのが当たり前だったという。

子どもも体中に針を当てられ、「痛くない」というとハンセン病と認定され、強制隔離された。死後は解剖を受けることを承諾させられ、一生出られない。村ではハンセン病患者の密告運動が奨励され、自身も古里にいることができず、他県へ移住した。

父は新聞社に勤務していたこともあり、正しい情報に触れる機会があった。本来母との結婚は許されなかったが、「この体で証明してみせる」と結婚。母も「私たちは間違っていない」と覚悟を示したため、「私も信じて耐えてこられた」と明かす。安倍政権時代の2019年、元患者と家族団約600人がようやく国に勝訴し、政府に責任を認めさせた。

「昔からこの日本はおかしかったと伝えたい。勝てたのは、市民の方々が事実を知って立ち上がってくれたから。ワクチン被害者遺族の方々の力に少しでもなれたらと思う。一番の罪は無知。ひっくり返してみせる」と正しい情報の伝達を呼び掛け、参加者を鼓舞した。

(つづく)

 

※この記事は、「高橋清隆の文書館」(2022年8月3日)からの転載です。
原文は、コチラ→http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2051588.html

 

◎「『真実を教えて下さい2』上映~ワクチン被害者遺族の声(後)」は8月31日に掲載します。

 

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高橋清隆 高橋清隆

反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

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