【連載】週刊 鳥越俊太郎のイチオシ速報!!

第24回 「私は耳が聞こえません」/補聴器所有率 低い日本 15%で16カ国中15位聞こえにくさ放置 認知障害リスク(毎日新聞記事より)/ブルース・ウィリスさん失語症!

鳥越俊太郎

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00190/20230220100000105791
////////////////////////////////////////////////////////////////

週刊 鳥越俊太郎のイチオシ速報!!
https://foomii.com/00190

////////////////////////////////////////////////////////////////

2月18日の日本の新聞は一斉に次の様な記事を流した。あの「ダイ・ハード」の主役、米俳優、ブルース・ウィリスが老化現象の一つとしての認知症があり、引退を表明したと言う。

https://foimg.com/00190/JwlCBA(Wikipediaより)

日本でも高齢化が進み、高齢者には多かれ少なかれ降りかかってくる問題だ。
私自身も覚悟をしている問題だけにむむっと身構えた。
毎日新聞2月18日の記事を引用する。

映画「ダイ・ハード」シリーズなど知られる米俳優ブルース・ウィリスさん(67)が認知症の診断を受けたと、家族が16日に公表した。発症年齢が比較的に若いとされる「前頭側頭型認知症」だといい、意思疎通に困難があるという。ウィリスさんは昨年春、失語症と診断されたとして、俳優業から引退する意向を表明していた。

前頭側頭型認知症—こう言う言葉があるのを初めて知った。俳優としては哀しい症状です。

この公表記事は本人ではなくて家族の話です。この辺りがこの病気の難しいところだなと思う。自分では言えないのだ。記事はこう続く。

 

家族によると、引退表明後に症状が進行、病名が判明した。声明で家族は「つらいことだが、明確な診断がつき、ほっとしている」と表明。「病気に対する(有効な)治療法はないが、この現実が将来変わることを望んでいる」と述べ、「ブルースの病状が進行するにつれ、メディアの注目が集まり、より多くの(社会の)認知と研究を必要とするこの病気に光が当たることを願っている」と訴えた。

 

今回のウィリスさんのご家族のように家族の病例が医学の進歩になる様に期待する事例が多いのに対し、どうだろうか日本では、ま、どちらかと言えば隠したいーケースの方が多いのかな?

引用の最後も見ていただきたい。

 

ウィリスさんは旧西ドイツ出身で1955年生まれ。アクション映画「ダイ・ハード」(88年)の主人公、ニューヨーク市警のジョン・マクレーン役を演じ人気を博した。同シリーズは第5作まで公開された。

映画「ダイ・ハード」。私もかなり興奮して見たと思う。

私も83歳にならんとして認知症の問題は本当に本当に他人事ではありませんね!とにかく記憶力が80の坂を越える頃、なんかね、年を経るごとにガクン、ガクンと落ちて行く。最初は歴史の年号が出てこなかったりで焦った。でも最近では親しかった友人の名前を初め、テレビで見る俳優さんの名前はダメです。

食べてる野菜の名前が出ない。「ほら、ほら、ほら、あの畑のチーズて言われるの、何だっけ?

この道の先には「認知症」が待っている。特にスケジュールは忘れやすい。自分のカレンダーと妻の壁に持つ月ごとのカレンダーで前々日、前日あたりから要注意である。

ほら!今度の日曜日は福岡だよ!!

ええっ??

私の頭では追いついていかない現実が!

今日のテーマは難聴問題と補聴器これがテーマだ。人生の最後はやらねばならぬことで溢れているのに頭がボケてくる。これが最大の問題だ。

同居人(妻)としっかり話し合いながら、最後は施設だなあ、と言うのが結論。今日のテーマ、補聴器に行く前にマスク問題に触れておきたい。

このマスクという日本人のくちに絡みついてから3年だよ。コロナの予防のためだったのは確かだけど途中から少し意味変わったよね。人相がよくわからない。

マスクで心の安らぎを覚えた人もいるに違いない。そんな時急にマスク一斉にマスクとっちゃえなんて乱暴な!私マスクは必需品です。これからの自分の判断でつけます。

そんな人は必ず現れますよね。

一応政府がマスクについて「個人の判断に任せます」と来る3月13日に言うことになっている。

今の100%マスク状態からすると、どうかね?

スタート時は10%くらいかな?

堂々とマスクの恐怖から脱出できているのはね???

私はもう全くのノーマスク派だからね。最初1ヶ月ノーマスクの友がどのくらい出てくるのか?楽しみだな?

事実の問題としてマスクを100%しているはずの日本国で今年の2月18日までの感染者の数、みなさん、どの位だと思いますか?マスクのおかげで日本では外国に比べきっと感染者数は低く抑えられてきたと思うでしょうね。

厚生労働省の発表による統計の数字をちゃんと明かしましょう!

国内感染者:32,811,077人
死亡者:71,579人

この3年間でコロナに感染した日本人はざっと3,300万人です。これは日本人の約1/4の人が感染したことになります。

この数字の評価ですが、ああマスクのおかげで1/4で済んだなあ!と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、マスクをして完全防御したはずなのに国民の25%も感染してしまったというのはどういうこと?疑問を感じる方もいるはずです。

私も毎日発表される患者数を見ていてあれれ?マスクはやっぱり完全じゃないよなあ?と疑問を感じていたのです。患者(ウイルスの保菌者)が咳やくしゃみをした場合飛び出る飛沫をマスクは食い止める効果はあることが検証されているので、患者がマスクをしているのはOKです。

しかし、患者が吐き出したウイルスが空気中を彷徨い他人の体内に入り込むのをマスクでストップする効果、つまり、マスクの予防効果は低い。さらに、屋外で歩行や走行中にウイルスが口または鼻から侵入することはあり得ない。

屋外で感染予防にマスクをつける意味は全くゼロに近い。にもかかわらず、私たち日本人は24時間マスクをつけている。政府もその不都合さはわかっていて去年ぐらいから「屋外ではマスクは外してもいいですよ」みたいな言葉をテレビでさりげなく流していました。

ヨーロッパを初め世界中がマスクは着けなくなりました。ところが、共産党一党独裁の専制主義の国、中国と全く自由なはずの国、日本、この2つの国だけがマスクを着けてコロナと闘い続けているのが何ともおかしく、不思議でした。

日本で80年を超えて生きてきた筆者からすれば、日本の戦前は同調圧力という魔力で国民挙げて、総動員で太平洋戦争を戦い、1964(昭和39)年の東京オリンピックの頃から始まった経済の高度成長を国民総動員で闘い世界でもNo.2の座を手に入れたこともあった。これは偏に日本お得意の同調圧力のおかげだった。

日本人として3度目の同調圧力のマスクの戦いだったが、残念ながら今回は的が外れていたとしか言いようがない。

もうすっかりマスク信奉者になった日本人としては「個人の判断で」と言われてどうするのかね?

いつもの様に周りをキョロキョロ見渡して、結局はこれからもマスク生活が続くのかな???

さあ、みなさん、どうします???

次のコーナーのテーマと重なるのだが、実はマスクをされると極端に聞き取りが悪くなるのだ。普通の人たちはマスク越しでも何の不自由を感じないお喋りでも私たち難聴族にはたちまちお喋りの中に入れなくなる、最初は大いに困惑する。

「マスクについては個人の判断で」

これが政府から出されるのがなんと!私の誕生日、3月13日です。

はい!私は83歳の誕生日に国からのプレゼント。「フリー・マスク」の日々、実は本当に有難いのだ。

「マスク取って喋ってください」。そんなお願いができる様になる。これだけでホッとするね。

 

1 2
鳥越俊太郎 鳥越俊太郎

1940年3月13日生まれ。福岡県出身。京都大学卒業後、毎日新聞社に入社。大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職。1989年より活動の場をテレビに移し、「ザ・スクープ」キャスターやコメンテーターとして活躍。山あり谷ありの取材生活を経て辿りついた肩書は“ニュースの職人”。2005年、大腸がん4期発覚。その後も肺や肝臓への転移が見つかり、4度の手術を受ける。以来、がん患者やその家族を対象とした講演活動を積極的に行っている。2010年よりスポーツジムにも通うなど、新境地を開拓中。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ