【連載】新型コロナ騒動を検証する〜その存在証明から目的まで〜(高橋清隆)

【高橋清隆の文書館】末永けい候補が石井とも子候補を応援 愛知県議・名古屋市議選

高橋清隆

愛知県議会議員選挙に立候補している末永啓(すえなが・けい)氏(37、無所属)が3月31日、名古屋市議選に立候補している石井知子(いしい・ともこ)氏(38、無所属)の応援演説をした。「コロナの時代に一番しわ寄せがいくのは子供たち。声なき声をしっかり拾っていくのが政治家のやるべき仕事」と石井氏への支持を訴えた。


集まった市民と握手する末永候補(右、2023.3.31筆者)

末永氏も石井氏も、共にコロナ茶番を糾弾してきた。末永氏は2022年2月、春日井市議会で「ワクチンで何の抗体がつくのかはっきり説明できないものを市民に勧めるのはおかしい」と質問し、岸田首相以下現職元職大臣11人が殺人罪や殺人未遂罪で東京地検特捜部に刑事告発されていることを暴露している。

石井氏は3児の母として世代を超えた交流事業を展開する中で、過剰な「感染症対策」に疑問を抱いてきた。小学生の長男が頭痛を訴えたことを受け22年8月、マスク着用ルールの緩和を名古屋市教育委員会に要望している。

末永氏はパーシャル(部分)連合「チーム日本」の戦略担当で、2人とも「チーム愛知」の推薦を受ける。

午後2時すぎ、名古屋市北区にある重症心身障害児施設、ティンクルなごや前には、2人を囲む40人以上の人だかりができた。陽気の中、周囲の公園ではサクラが咲き誇っている。末永氏のほか、4人が応援弁士としてマイクを取った。

@kira414さんはコロナ騒動に早くから疑問を持ち、石井候補と名古屋で一緒に活動をしてきた。「3年間、子供たちは制限を受けて我慢を強いられてきた。野球をはじめ部活動が禁じられ、夢がつぶされた。運動会や夏祭りもなくなったが、石井さんが自分たちでやればいいと活動してきた。石井さんの姿を見て励まされ、私も未来の子供たちのために何かしなければと、今日を迎えることができた。石井さんはお母さん方の代表です」と支持を訴えた。

福井県に住む有場崇人さんは、子供のマスクや黙食をめぐり、石井さんと行政への働きかけをしてきた。「一番感動したのはマスクによる頭痛を問題視し、自由化を求めて息子さんと記者会見に出られたこと。過剰な感染症対策を緩和してほしいと。福井でも頑張ろうという気持ちになった。今後、子供の感染症対策に悩みがあったら、市議の石井さんと(県議の)末永さんに相談しましょう」と促した。

末永氏は、衆議院秘書時代を含め15年近く政治を見てきた。マイクを取ると「コロナ騒動の3年間、政治家はお役に立てたか。それを評価いただきたい。政治を良くするか悪くするかは、有権者次第。皆さんの意識が政治を変えていく」と注意喚起した。

石井氏と同世代として、物心ついてから30年間平均所得が上がらないわが国の経済政策をやり玉に挙げた後、農業政策に言及。「コロナもマスクが『個人の判断』と言い始め、フェイズ(局面)が変わり始めた。次はコオロギを給食に入れ、家畜を殺し、牛乳を廃棄し、減反政策を続け、コメを育てられないようにしている。食料価格が高騰しているのは、政策が間違っているから」と両断し、愛知県の農業産出額が全国8位にもかかわらず、食料自給率は11%に甘んじることを指摘。

「大村(秀章知事)さんは農水官僚出身なのに、自給率は全国で44位。庶民の気持ちが分からない人が政治家をやっている」と批判した。

子供を持つ母親たちと石井氏が活動してきた姿勢をたたえ、「コロナの時代に一番しわ寄せがいくのは子供たち。子供たちは親に忖度(そんたく)して伝えられない。じゃあ、誰が救うか」と向けた。「メディアでなく現場に真実がある。声なき声をしっかり拾っていく意識でやらなければ。それが政治家のやるべき仕事」と強調した。

さらに末永氏は地元議員や教育委員会とのやり取りを振り返り、「議員に要望書を持って行っても、『文科省が言っているから、私たちが質問しても変わらないと思います』と拒まれる。だったら、何であなた方は議員をやっているのかと言いたい。しかも、教育委員会は文科省の上にある。文科省はガイドラインを示すだけで、判断するのは彼ら。それなら教育委員も要らない」と突き放した。


「母ちゃんパワー」で子供の輝く政治を提唱する石井候補(左、2023.3.31筆者)

拍手で迎えられた石井氏は「立候補を決意したのは、つい2月20日。迷っていたところ、皆さまが背中を押してくれた」と吐露。「準備不足、勉強不足、実力不足で、皆さまにたくさん、たくさん支えられ、今ここに立つことができている」と謝辞を送った。

「つらかったとき、末永さんに言われたのは、石井さんの政治活動は今までと一緒、私が行ってきた親子・交流・企画と一緒という言葉を頂いた。私は議員になることが目的ではない。子供たちの笑顔がしっかり輝く、それを大人が守っていける社会をつくりたい」と抱負を述べた。

「『無所属で何ができる』と言われる。じゃあ、既成政党で政治がされている名古屋市は住みよいか。子供は幸せか。どうして不登校の数が増え、出生率が下がり、子供の自殺が増えているのか。子供に優しくないことを証明しているのではないか」と問題提起した。

その上で、「一緒に町づくりを名古屋からやっていきましょう」と呼び掛ける。「子供たちにもらった勇気は大きい。だからこそ、母として、大人として恥じぬよう、未来を生き抜いていく子供たちや孫たちに優しい名古屋をつくりたい。皆さまの力はすごい。一緒に名古屋を変えていきましょう」と訴えた。

拍手が湧いた後、集まった母親たちを中心に石井氏の応援歌「来たぞー 来たぞー 石井とも子 子供の笑顔を守るんだ」が唱和された。

石井候補による教育委員会への要望を伝えたニュース。記事中でマスクの必要性を語る吉川哲史は、毎年100万円前後の謝礼を製薬企業からもらっている


ユーチューブから削除された末永けい候補の政見放送

 

※この記事は、「高橋清隆の文書館」(2023年3月31日)からの転載です。
原文は、コチラ→http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2051493.html

 

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高橋清隆 高橋清隆

反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

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