【連載】コロナ騒ぎ謎解き物語(寺島隆吉)

第28回 イベルメクチンの劇的効果

寺島隆吉

1.イベルメクチンとは何か

前著『コロナ騒ぎ謎解き物語―コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される―』でも説明しましたが、この医薬品は「放線菌の一種が産生するエバーメクチン」の分子構造の一部を変えて、効果を高めたものです。

この放線菌を静岡県のゴルフ場近くの土の中から発見したのが、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士でした。

アメリカのメルク社と共同開発された「イベルメクチン」は、1987年からアフリカに無料で提供され、数多の人々を病から救ってきました。その功績が2015年のノーベル生理学・医学賞となったわけですが、新型コロナ治療薬としても劇的な効果を挙げた、との報告が海外で相次ぐようになりました。

ところが、このような事実は日本ではほとんど知られていません。日本でこの実績がかなり詳しく報じられたのは、前著でも紹介したように、科学ジャーナリストの馬場錬成氏が読売新聞の「調査研究」で、 「イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め」という題名で書いた記事でした。

しかしアメリカでは、ワクチンの開発を待っていたのでは救える命を救えないということで、現場の医師5人が協力しながら、あらゆる治療法を調査し研究した結果としてたどり着いたのが、イベルメクチンでした。その成果は全米の現場医師によって追試され、その効果は目を見張るようなものでした。

それで、そのような医師らはFLCCC(コロナ緊急治療最前線同盟)という団体を作って、その成果をさらに全米に広めようとしたのですが、巨大製薬会社らの圧力からでしょうか、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)やFDA(アメリカ食品医薬品局)は、そのような成果を認めようとしませんでした。

というのはCDCが強力に推し進めようとしている「遺伝子組み換えワクチン」は、正式な臨床試験も終わっておらず、FDAが「ほかに代わる治療薬がないから」という理由で、「緊急使用許可(EUA)」として認めたものにすぎず、イベルメクチンが効果的な治療薬として登場すれば、無用になるためです。

しかし、アメリカでの成果はすぐイギリスにも伝わり、イギリスでも現場医師が中心になってBIRD(英国イベルメクチン推進発展協会)という集団をつくって運動した結果、イベルメクチンの成果は、全世界的に知られることになりました。このように苦労して展開された運動の様子は、ニューヨークタイムズのベストセラー作家だったマイケル・カプッツォによって紹介されました。

とはいえ、このカプッツォによる感動的な記事は、どこの大手新聞も週刊誌も載せてくれるところがなく、地方の小さな月刊誌に載せられただけでした。しかしネットによって、この感動的な記事は全世界に広まり、貧困でワクチンを買えない発展途上国では大歓迎されました。

*「イベルメクチン。COVIDを駆逐した医薬品」( 『寺島メソッド翻訳NEWS』2021-07-18)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-607.html

(このカプッツォの記事は下記に翻訳が載せられています。 )

またこの翻訳サイトには、 「イベルメクチンは新しいペニシリンか!?」など、イベルメクチンの成果を報告した記事が多く載せられています。 「イベルメクチン」というキーワードで検索していただければ、すぐ見つかります。

2.イベルメクチンの新型コロナへの効果

いま日本で強力に推進されている「mRNAワクチン」は、遺伝子組み換えワクチンであり、しかも先述のとおり、臨床試験が終わっていないものです。

これはFDA(アメリカ食品医薬品局)でさえ正式なワクチンとして認めておらず、EUA(緊急使用許可:Emergency Use Authorization)としてしか認められていません。

他方、 「イベルメクチン」は、発音が「ワクチン」と似ているので、ワクチンと勘違いされていますが、ワクチンと違い経口投与ですから、水かお湯で飲めばよく、痛みもなく安全かつ安価です。

大村智博士がアメリカのメルク社と共同開発して「メクチザン」と名づけられたイベルメクチンは、WHOの報告によれば、アフリカ赤道直下の河川流域では1987年の1年間で300万人を失明から救ったと言われています。

日本では製造されていませんから、外国から輸入せざるを得ません。商品名は「ストロメクトール」として販売されています。この名前だと、ワクチンと勘違いされる心配はありませんが、ジェネリック(後発医薬品)ではないので値段は高くなります。

通販で購入した場合、 「ストロメクトール」の後発医薬品は、 「イベルメクチン」という名前で売られているため、混乱を生じさせるのですが、値段はずっと安くなります。私が通販で購入した「**薬局」では、上図のような値段でした。

イベルメクチンとストロメクトールの価格

 

上記のとおり、後発医薬品(ジェネリック)としての「イベルメクチン」は「ストロメクトール」の3分の1の価格で買うことができます。買う数量を増やせば6分の1の価格で買うこともできるのです。

ところが不思議なことに、先述の薬局ではストロメクトールはすべて売り切れで、買えるのは「イベルメクチン」のみでした。しかも、その「イベルメクチン」ですら、6㎎のものはすべて売り切れで、残っているのは12㎎のもののみでした。

これを見ると、一般庶民は危険な遺伝子組み換えワクチンを避けて、大村博士の「イベルメクチン」を買いに走っていることがわかります。加えて、 「イベルメクチン」は後発医薬品だから効き目が薄いと思われていることもわかりました。

つまり、テレビなどを見ていると、多くの人はワクチンを打つために接種会場に殺到して、会場では列をなしているように見えますが、mRNAワクチンの危険性を知っている人は、むしろ「ストロメクトール」や「イベルメクチン」に殺到しているのです。

ノーベル賞学者・大村智博士が開発したイベルメクチンは、アフリカの数多の人々を病から救ってきた。その薬が、新型コロナ治療薬として激的な効果を挙げたとの報告が、海外で相次ぐ。

 

3.イベルメクチンの使用法と治療効果

この「**薬局」のホームページでは、「イベルメクチン」について次のように書かれていました。

使いやすい12㎎錠の在庫あります!6㎎は9月中旬入荷予定

疥癬や腸管糞線虫症の治療薬として用いる人間用のイベルメクチンのジェネリック錠です。動物用ではありません。

駆虫薬に分類されますが殺虫剤のように人体に有害なものではありませんので、安心してお使いいただけます。

配送期間「目安2~3週間」

お客さまにはご到着が遅れますこと、深くお詫び申し上げます。

当ページでは、各発送国の遅延状況を随時更新してお知らせしてまいります。

新型コロナウイルスの影響により発送遅延が発生しております。

私が電話で「届くまでに何日かかるか」と尋ねたところ、海外の在庫状況によるが「2~3週間かかると思います」という返事でした。しかし私の場合、実際は10日くらいで届きました。

ちなみに、この薬局が取引している発送国は、ホームページによれば、香港・台湾・タイ・インド・シンガポールですが、私の手元に届いたものは、インド発でした。

他方、この薬局は厚労省から「コロナ騒ぎを利用して不正な利益を得ている」と非難されることを避けるためでしょうか、次のような注意書きもホームページに載せています。

イベルメクチンの新型コロナウイルス感染症に対する治療効果について

イベルメクチンは新型コロナウイルス治療に対する治療効果が期待されていますが、今現在イベルメクチンの有効性について決着がついておらず議論が続いています。

効果ありとして予防・予備に使うよう主張する研究者もいますが、WHOと欧米の製薬会社や政府は、臨床試験が不十分として使用を控えるべきとの方針です。

日本では北里大学を中心に研究が続けられているほか、イベルメクチンのコロナ治療への使用を、医師・患者の合意を条件に認めていますが、依然としてコロナ治療薬としての承認はされていません。

医師の指示なく、適応外でのご使用は副作用が出る可能性があります。ご注意ください。

*治験では疥癬治療と同じ用量(体重1㎏当たり約200㎍を1回経口投与)で実施。

上の注意書きで「WHOと欧米の製薬会社や政府は、臨床試験が不十分として使用を控えるべきとの方針です」と書かれているのも、同じ趣旨でしょう。

しかしアメリカでは、前述のとおりFLCCCが、WHOやCDCの意向を無視して、現場でイベルメクチンを積極的に使っています。

(ただし、CDCの意向に沿ってイベルメクチンを使わせない病院もあり、裁判闘争まで起きています。 )

だからこそ、先の薬局も上記のような注意書きを掲げつつも、 「参考」として「体重ごとの1回あたりの錠数の目安」と具体的に使用法を示し、そして末尾に「以降、体重1㎏当たり約200㎍を追加」と書いているのでしょう。

さらに「錠剤の割り方」として、図解入りで「イベルメクチンは患者の体重によって半分、または1/4に分割する必要があります。お手持ちの刃物で適宜分割してください。

刃物を使用する際は怪我をしないよう、十分にお気を付けください」という説明まで付けているのです。

 

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寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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